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2009年 05月 09日
茹でガエルと植えた木を飛ぶ忍者、根太の腐った床
茹でガエル状態とは、カエルを鍋にいれてゆっくり加熱していくとカエルは状況の変化に気づかず、そのまま茹でられて死んでしまうが、急に熱湯に入れると、慌てて逃げ出す。
だから、外部への応答性にかけ、情報の風通しの悪くなった組織は茹でガエル状態なんていう。

子供のころ、忍者が修行の為に苗木を庭に植えて毎日その木を飛び越えていると、やがて大きく育った木をも飛び越えてしまえるようになる・・と聞いて、いくらか(飛び越せるくらいの木を)ジャンプしていたことがあった。3日も続かなかったけど。

実際のところ、かえるを水のときからいれて熱すると比較的早い段階でかえるは逃げ出すし、熱湯に入れれば逃げるまもなく死んでしまうらしい。そして、当然ながらジャンプ力は木の生長と正比例しない。

だけど、いわゆる茹でガエル状態の組織は存在するんだろうし、苗木を飛び越すような、ガラパゴス的な進化っていうのはあると思ったのは、今住んでる家の流しの床のこと。
根太が腐って、手前は支えがなくなってしまった。
だから、今は流しのすぐそばの方に足を置き、体重は常に前におかなければならない。
そうしなければ、落ちる。

去年は、そうじゃなくて、多少は床が柔らかいなと思うくらいだった。
それが、気づけばいまや落とし穴である。
で、こないだ、その落とし穴が正真正銘の落とし穴になっていることに気づいて、
でもそこで何気なく足の置き場を確保している自分に気づいて、驚いた。

何気なく。朝、歯を磨いたりとか。

とはいえ、さすがにそこでバランスを保つのも一苦労になってきた。
そろそろ苗木が育ちすぎて飛び越えられなくなってきたらしい。
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by taiji_nakao | 2009-05-09 09:28 | エッセイ
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