2009年 05月 01日
新型インフルエンザがはやるかもしれないという。
警戒レベルが上がったらしい。 インフルエンザが大流行したら大変だ。 かつてスペインで流行ったみたいなことになると何万人も死ぬかもしれないんだと。 よくわからないけど、そういう確率が1割弱くらいあるかもしれない、というところなのでないのだろうか。数字はまったく適当だけど、言えることは、起きるかもしれないリスクは絶対防ごう、という、反応だ。 当然な話だ。そのような危機がありあえて、対策が考えられる以上、その立場にいる人たちは対策を打たねばと思う。 だが、こういうリスクの話をするときに良く出てくるのは、車で、インフルエンザより交通事故の方がよっぽど死に易い。また、素人考えだが、そのスペインで流行った時代より医学も政府の対応も衛生面も格段に良くなっているのだから、万という単位で死ぬ確率といのはより低くなるはず。 交通事故とは偶然によるものだから仕方がないとされている。 逆に、大変そうだといわれることに対しては、ナンとしても防ぎたい、と思う。 これは当たり前の話で、昔から村にいろいろなうわさ話がやってくるとみんな動揺して、お払いしたりなんだかんだしていたんだとおもう。その、コワイ話を聞くと「怖いねー」と話して、恐れるのは、それは今でもかわらない。 変わったのは、 まず、何が怖いかを発信する側は、かなり恣意的になりうるという点。 それから、お金さえあればたいていのことは出来てしまうという点。 たぶん、いろんなことがわかってしまうから、そしてお金さえあればなんでも出来てしまう現代においては、ほんとはリスクに対する費用対効果を考えなきゃならない。 もしかしたら、人間に害がある可能性が否定できない、というレベルのBSE対策とかみてると。 でもそれは、突き詰めると「助けることも出来たのに助けられなかった」否、助けなかったという現実に行き当たり、誰もその当事者になりたくないし、そして、うらまれたくない。あるいは訴えられるかも。 でも、その時は、しょうがないよな。 運が悪かった。 っていう余裕もひつようなんじゃなだろうか。 自分はできれば、そんな当事者にはなりたくないけど。 でも、そうやって、リスクを全部全部なくしていこうとしたら、かんじがらめになって何も出来なくなってしまうよ。 そう、「責任論」ですね。 「監督責任」 生活まで監督されるのはごめんですよ。
by taiji_nakao
| 2009-05-01 21:28
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