2009年 09月 26日
お金っていうのは、基本的に使ってもらった方がよい。
そうしないと、経済が回らない。タンスに寝かしておくものじゃないよって。 だけど、「お金持ち」が「贅沢な」使い方をしているのを見ると、嫉妬するのだ。 あるいは、軽蔑する。 例えば、この間、京阪の深草から丸太町が最寄りに家が有るという人が、タクシーで帰っていた。 まあ、荷物も有ったし、腕を骨折していたというのもあるんだろうけど、 「丸太町までは電車に乗れよ」「お金持ちなんだな、」 とか思ってしまう自分がいる。 いいじゃないかと。 量に対する浪費は、例えば、とても食べきれないほど買って、ほとんど捨てるとかはまあ、反発しても自然かと思うのだけど。 利便性についていうなら、あるいは趣味とか、いいじゃないかと。 なんでそう思えないんだろう。 もっともっと使ってもらいたいのだ。 少しでも便利なもの、よいもの・サービスには惜しまずにお金を使って頂きたい。 使って、良いサービスならよいと、悪かったら、何これ?とか言って。 それで、いい仕事ができるようになる。 そう思えないのは、質素が美徳の精神なのかな。 それを、定着した階級にしてしまって、あの人たちとは違う、とかではなくて。 阿波踊りの会場で踊りをみるステージ内の席は有料で、なんで? とか最初思ったけど、阿波踊りはそこに入らなくても十分堪能できて、 でも、ちゃんとしっかりと押さえておきたい人はお金を払って(まあ、これはけっこうたくさん入ってましたけど)観ればいいわけで。運営にしろなんにしろ必要なお金を、稼ぐことができる。 お金を使うってことについて、とてもネガティブになっていますね。 実際にお金がなくなっている状況下では仕方がないのだけれど、それ以上の「安さへの執着」があるし、それも仕方ないとしても、「安さへの執着を持たない人への嫉妬」はなくせないのかな。
by taiji_nakao
| 2009-09-26 13:02
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