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2009年 11月 15日
自分ではどうしようもなかった失敗はネタになる
仕事への情熱の源泉って、やっぱり認められる、っていうフィールドバックだよね。
という話の中で、でも、失敗はいくらでもあるわけで、それをどう捉えるか、という文脈で出てきた話。

「笑うしかない状況」

自分ではどうしようもなくて、もう、笑うしかない、という状況。
そういう時、笑えるのは、強い。

笑う為には、自分を客観視する必要がある。その状況にコミットしている視点ではなくて、離れた視点から見れている必要があって、だからその状況を笑えている、ということは、自分を客観的に見れている証拠。
この時の視点が、ネタとして話す時の視点となる。


「人は自分の仕事を他の人に理解してもらいたい、と思っている」

人は、理解されたいと思う生き物で、自分が多くの時間をかけている仕事についてはなおさら。
でも、
自分でどうにかできたはずの失敗を語るのは、自分やあるいは自分を取り巻く環境の悪口を語ることになり、それはつまり愚痴となる。
あるいは、うまくいったことを語るのは、つまり自慢話になってしまう。
どちらにしても、聞く方はあまり面白くない。

以前、カウンセラーの人の書いた本に、

よく、上司が部下を飲みに連れて行って、長々と話すことがある。説教とか、自慢話とか。
で、支払は上司なのが普通です。あれは、「カウンセリング代を払っているのです」

のようなことが書いてあって、なるほどな、と思った。
あるいは、

日本でカウンセラーが流行らないのは、スナックのママや占い師がいるから。

という話もどこかで読んだことがある。
愚痴なんかは、こういうところで吐露されたりしているらしい。

でも、自分ではどうしようもなかった失敗は、ネタとなる。
これは、ありがたいことに、聞いている方も楽しい。その上で、話す方も自分の仕事を理解してもらえる。自分が仕事でどんなことを考え、悩んでいるかをわかってもらえる。これは Win-Winの関係だ。
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by taiji_nakao | 2009-11-15 20:35 | エッセイ
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