<< Jetpack FREE <無料>からお金を生... >>
2009年 12月 05日
「渋滞」の先頭は何をしているのか
小学生の頃、まさにこのタイトルのことを考えたことがあった。
「最終的な原因としては、道路に車が入りきれないからだ」というのが親の説明だった気がするが、よくわからなかった。たぶん、先頭は信号とか事故とかで止まっているのだろう、と考えることにした。

筆者が言うには、これはボトルネック渋滞というタイプに属するらしい。
事故とか、料金所とかが原因だ。

しかし、これらに各種の対策が立てられている今渋滞の原因の一位でないという。
一番多いのは、特定のボトルネックの存在しない「自然渋滞」だというのだ。

これは直感に反する。
ただ、私も渋滞を抜けた後、特定の原因となる、事故などが見あたらず、あれは何だったんだろう、と思ったことはあり、なるほど、あいつが自然渋滞だったのか、と知る。

自然渋滞はどのように起こるのか。というと、その原因は増幅する連鎖反応にあるらしい。

車間距離が狭い場合、前の人が減速すると、すぐに後ろの人も減速する必要がある。そうしないと、追突してしまいますから。

すると、さらにその後ろの人も減速して、・・が続いていく。
そして、人間の性質からして、後ろに行くほど、減速の度合いは強まり、最終的には停止してしまう。
こうして、渋滞が発生するというのだ。

そう言われてみれば、なんとなく理解できる。

ここでのポイントは、「車間距離が狭ければ」という前提である。当然ながら、十分な車間距離があれば、前の車が減速(ないし停止)したとしても、こちらが減速や停止する必要はない。

だから、筆者は渋滞が起きそうな場面では、車間距離をとりなさい、とすすめる。
そして、その距離は40メートルほどがよいという。これができれば、この間がクッションとなって、渋滞の波がやってきたときに、減速しないで済む=自分の後ろに伝播されない、という。

だれしも、前に距離があれば詰めたくなるものだから、心理的に難しいものがあるし、
理論上、この防波堤の役の車自体は、詰めた方が若干走行時間を縮められるという。
しかし、道路全体でみると、こういう車が存在する方がスムーズな動きとなるらしい。

以前、経営をシミュレーションするMITで開発された「ビールゲーム」をやったことがある人なら、まさにあの現象である。このゲームでは、ここが全体の情報を持つことで最適化がはかりやすくなる、としている。

渋滞でも同じかもしれない。
普通、渋滞情報は、自分の前の情報を知らせるが、後ろの情報を与えて、運転にフィードバックしてもらうシステムが必要かもしれない。
単純に、渋滞の先頭にいる人にそれを知らせることは有用かもしれない。

「渋滞学」の対象は、交通渋滞にかぎらず、例えば人の混雑時などにも応用できるという。
人間の場合も、1.2メートルほどの間を持って動くのがもっとも効率がよくなるという。


・・
3日(火)から訪問者数が増加して、4日には120人を超えるという、本ブログでは最高値(ちょっとしょぼいですけれど)を更新したものの、ページプレビューをみると、28とかになっている。
エキサイトのエラーだろうか。
どこか有名なサイトに紹介していただいたのかと思いきや、残念です。
[PR]
by taiji_nakao | 2009-12-05 14:14 | お勧めの本
<< Jetpack FREE <無料>からお金を生... >>