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2006年 02月 08日
めがね
四万十川の川底に眠るメガネを後にすると、以降、視力0.1未満の旅である。
一行はドライバーを一人失う。まだ、松山→京都 という、とっても長い旅路が残っていたけれど。
 メガネがないと生きていけない。この旅はほとんど車の中にいて、話してればいいから楽だけど、何かを見るには、思いっきり近づかなければならない。
 食堂の模型のメニューをじっと見ようとして、思いっきり顔をぶつけたり、友人かと思って、じっと目を細めて近づけてみたら、知らない人だったり、夜、明石海峡大橋からみえる夜景をみんなが「きれい~」と言ってるとき、「ああ、光あるね」という程度しか見えなかったりしたのだった。

 冷静に考えると、その3日後は会社説明会であって、かなりピンチだった。
帰った翌日、すぐにめがね屋に向かう。白川通り沿いの店。前の家に近く、一度作って、それ以降、何度も無料でメンテナンスを受けていたので、まあ、ここへ。もちろん、徒歩。

 以前対応してもらったとき、頭の回転が早く、よく気がつくので、ここの、若い女性の店員は覚えていた。彼女は、店長だった(あるいはなった)。それに、おばちゃん、おばちゃんと呼ばれないで済むかもしれないおばちゃんがいる。

 まず、以前のメガネのときやや近視が進んでいる気がしていたので、視力測定。いきなりメガネをかけて始まるのはもちろんだ。その後店長は、おばちゃんに任す。
 このおばちゃん、おせっかいなところがあるが、抜けているとこもあり、説明もしぐさもぎこちない。余計なことを言ったりするのに、大事なところをミスったのを人に見られてるときの恥ずかしさは、自分、よくわかる。

 で、レンズ選び。おおまかに、メガネの凸面のふくらみ具合で3ランクある。一番安いランクは、視力0.1未満だと分厚すぎるので、その上になるが、最新形だと7万とか。無理。
 ということで、中間の2つで2万~の4種類くらいの中から選ぶことになる。
以前のメガネのもここにある。これにしようと思ったが、一つ、この小売店お勧めのタイプがあり、これと小売店ブランドのフレームをセットで買うと、レンズの値段が半額になるという。
 おばちゃんは「半額、半額」言う。ここのメーカーと組んでの戦略だろうが、ひねくれ者は、半額というか、ようするに1万円引きだが、フレームは高い。惑わされるな。合計の値段で比較せよ。

 というわけで、小売店ブランド等かまわず、選ぶ。
こういうのを見てると、どれがいいか迷うもので、あれこれつけて、目を近づけてみてみる。

当然、途中にカヌーのエピソードを話すことになる。
「まあ、もったいない!」「後から、失ったものの大きさに気づきました」

結局、小売店ブランドでないものにする。が、さあ、会計へ、というところに来て、おばちゃんと呼ばれなくても済むかもしれないおばちゃんが止める。
 フレームが顔の大きさとあっていないとのことである。確かに、フレームが小さい。私、顔大きいのです。しかも、「カヌーなんかして」汗をかくような場合、余計ずれ落ちてくるから、もっとフィットしたフレームを選ぶべきだ、と。
 確かに、以前のメガネはずれ落ちてきた。
小売店ブランドのフレームは高いが、確かに軽く、フィットするものもある。
おばちゃんのやり方ではいかんと思った、おばちゃんと呼ばれないで済むかもしれないおばちゃんが、いろいろ説明し、フレームを勧めてくれる。その一つにする。。が、

 実はそれ、小売店ブランドでない。どんな会話をしてたか忘れたが、そこに店長が入ってきて、メガネ選びまた始まる。今度、赤みがかかっためがねにしようと決めたが、就職活動するなら、いかがなものか?と言われ、沈黙。

 こうなると、他にも客がいたから付きっきりではないが、3人の店の人に入れ替わり立ち代り、「似合いますね~」「やはりカヌーとかするなら・・」
と話しかけられ続けることになる。少々疲れる。

 結局、小売店ブランドの、店長氏お勧めのフレームにする。
まあ、最初からいいと思ってたけど、もうちょっと雰囲気変わったのにしようと思ってたから。でもそう、就活やもの。スーツやもの。

 会計は、おばちゃん一人では頼りないと見た、もうひとりのおばちゃんが加わり、二人から、律儀に二度ずつ、「サインお願いします」「こちら記入してください」「割引サービスがあります」
もう、ははは、である。

 そのあと、その足で友人に連絡を取り、過去のめがねを借りる。比較的、近いものがあって、助かった。会社説明会も乗り切れた。
 ずいぶん、急いで作ってもらえたようで、2日後にできて、今は新しいめがねである。
よくフィットしているし、視界がきれいだ。京都にいるうちは、あの店にお世話になりそうである。

 

 
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by taiji_nakao | 2006-02-08 13:51 | にっき
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