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2006年 05月 02日
アフガニスタンと日本
テロリスト 「テロリズムを奉ずる人。」

テロリズム(①)「政治目的のために、暴力あるいはその脅威に訴える傾向。また、その行為。暴力主義。テロ。」

奉ずる (①)「うやうやしく持つ。ささげる。」  (広辞苑)

この定義によれば、イギリス・ソ連・アメリカの軍隊が次々とやってきて、これに武器を取ってゲリラ戦で応じたアフガンの人々は、

外国軍を追い払うという「政治目的」のために、銃等の武器という「暴力に訴えている傾向」に命を「ささげている」

ゆえに、テロリストである。

Mrブッシュは、うそをついていない。
アフガンで、「テロとの戦い」をしていたのだ。
今でも、アフガンでも、イラクでもしているし、今度はイランでもしたいらしい。

* * *

アフガンの多数民族、パシュトゥーン人は背が高く、力も強い。
そして、特にソ連侵攻以降、みんな武器を持っている。

「もし、アメリカ人がアフガンにこれば、いぶかしげな顔をして高圧的にこう問う、
What do you want?

もし、日本人とわかれば、にこにこして、
Oh! Japanese, welcome,welcome」


これは、シャンティ ボランティア協会のような団体や個人の努力の賜物であるが、何も特別日本がえらいというわけではない。

国と国の関係も、人間関係のようなもので、あの人とあの人は仲が悪くて、あの人の言うことは聞けないけど、あの人の言うことなら素直に聞ける、とかそういうレベルである。

まあ、ジャイアンはみんなに嫌われているのだけど。

* * *

国土が荒廃して内紛が続き、先進的な考えをもったリーダー格の人々は、みんな海外に行ってしまった。

こうして、人材難にいっそう拍車がかかる。
結局、国を創るのも人なのに。

「アジアの子供たちに教育を。」
というシャンティボランティア協会のコピーは(もちろん、各家庭レベルの幸福も追求しているだろうけど)、こういうところにスポットを当てているのだろう。

* * *

ところで、こうしたNGOにたいして、いわゆる右翼と呼ばれるひとの、

世界の経済需要は有限であり、そこへ供給し、利益を得られるものは有限である。
ゆえに、発展途上国が経済発展するほどそこに食い込んでくるのであり、日本の取り分が減る。したがって、発展途上国は発展しなくてよい。
あるいは、するのは仕方ないとしても、わざわざ日本の資源(人的、金銭的)をそこに、無償で投入する必要はあるまい。

といった批判を聞くことがある。

こうした批判は、一面を正しく主張している。
例えば、木材業界だって、日本は昔、合板の加工で儲けていたが、その利益は、韓国へ行き、さらに東南アジアや中国と移っている。
安めの木質資材(梱包材など)は、もう完全に海外だが、こうした流れがそのまま建築用材にもやってくるのは時間の問題である。

このまま行ったら、日本に仕事がなくなってしまう??
 
ん な、ことはない。
労働力の安さだけで売れる時代も終わりつつある。。

けれど、さらなる途上国の経済的発展によって、日本経済の様々なシーンで大変なことになるのも間違いはないことだ。

* * *

できるときに できることを ひとにしてあげなさい
         (ほぼ日刊イトイ新聞語録 「智慧の実の言葉」より)

つまるところ、人生とはそういう事な気がする、今日この頃です。
世の中 give&take であり、
人間は、成長し続けるもので、人生とはその過程である、と。
それは、国と国の関係も同じだろう、と。
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by taiji_nakao | 2006-05-02 06:53 | 考え事
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