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2006年 05月 18日
つづきはまた
昨日、会社で調印式というのがあり、ここで契約書にサインし、自分の決意表明文を述べた。

昨日は、蒸し暑く、上着は要らないと思った。
3月、就活も本番の頃、まだまだ寒い時期だったが、Tシャツ着て、ワイシャツ着て、まだまだ寒いのだけど、上着着たら、結構温かくて、僕の上着に対する一番の印象はそれだった。

だから、暑いし、いらんやろ、と。
しかし、電車に乗っていると、みんな上着を着ている。。
これは、まずいかもしれないぞ・・
とうすうす気づきだす。
しかも、今日は重役の人が出てくる場なのに・・

会社では、まずレセプションルームに案内され、交通費関係や流れの説明がある。
そして、部屋に案内され・・

一番手前に、あの、いかにもビジネスの契約のシーンで出てくる、マットと、イメージは鳥の羽つきインク(実際はボールペンでしたが)がさしてあるようなセットがあり、向こうに一人、前に2人年齢も上の、関西地区統括の方が座っている。

むむむ・・
そこに、Yシャツ、そして、カジュアルバック水筒つきのいでたちでナカオは入った。
もう、開き直るしかあるまい。。

「ただいまより、ナカオタイジさんの調印式を始めます。起立!」
そのとき、みんながあの、ビジネスマンのさっとした身のこなしで立ち上がった。
Yシャツ君も続く。

はんこは苦手なのだが、慎重に押す。
そして、決意表明文。
まるで、経営理念のような文だ。しかも、MITの理念を意識しているように読める。
まあ、それはそうともいえるのだけど。
(こいつは、MITの理念を読んでこんなことかいてやがるな)
と、どの程度かはわからないが、思われただろう。。
でも、本気なんですよ。

大雑把に、3つ

*「人に喜んでもらうことが、私の生きる原動力である」ということを、どんなときにも忘れずに生きていきます。

*常に、あくなき成長を追及します。

*世の中を革新して、より良い社会を築こう、という意志をどんな場面でも貫き通します

ですよねえ。。
でも、今卒論?の取り組みだって、この延長です。
僕のやりたいことのコンセプトは、MITの理念に含まれる。
だから、就職します。

**

偶然、3年前「科学英語A」と「科学英語B」を教わった人に会った。
「タイジ~」
「・・・・ おお~!」
「お~ じゃないでしょ。コンニチハでしょ。」
「すんません。」

今は、翻訳の仕事が忙しくなって大学へ入ってないらしい
(どこの国か忘れてしまったけれど、海外の方です)
そのころ、僕はセージで「フロレスタ」なる、森林関係のことをテーマにしたことをやっていて、
「失われてゆく見えない幸せ」という副題をつけた勉強会に、
この人は来てくれたのだった。

「私は自分が教えた学生のことはみんな気にしているのよ。
あなたは、そういうこと全然考えてないでしょ?」
「ハイ。考えてないです」

初めて数学の講義を受けたとき、途中で退室するとき、わざわざ先生に断って、ちょっとした恥をかいたが、まあ、大学はそんなんはない、自分で決めるところであって、学生のことを気にする、なんて、高校までかと思っていた。

(あ、今日の一限始まってるし!
by taiji_nakao | 2006-05-18 08:53 | にっき
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