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2006年 07月 27日
東京(1)
今朝、帰宅。

今回も、反省。

前回の投稿で、「会いたい人にメールする」などと書いているが、その中には、忙しい仕事の合間に会ってくださっている人もいるのに、そんな調子である。もう、恥ずかしくてしょうがない。
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チルチンびとの編集長は、根っからのジャーナリストだ。
健康や環境や地域を大切にした住まいづくりを提唱している雑誌の中で、チルチンびとはピカイチのもの。
大手のメーカーの広告がないから、批判的な記事を普通に書ける。

そのチルチンびとが支援している、地域主義工務店の会というのがあって、現在37工務店が加盟していて、それなら、読者(=将来の施主)を多く持つチルチンびとって、国産材利用促進に大きな可能性をもってるのでは?
と思った。
そして、ここから、戦略的に国産材利用を増やせるのでは?
と。

半分正しく、半分間違い。

この会員工務店の中には、一年に建てる棟数を3から30に伸ばしたところもあるというから、増加に貢献していることは間違いない。
それに、この雑誌を読んで、こうした家を建てたいと思った人もいるだろうし、刺激をうけた工務店、設計者もいるだろう。

しかし、単純に国産材はいいよ、扱っているのはこの工務店と、どんどん増やしていこうというわけではない。

まず、大手の住宅、建材メーカーの広告を載せることなく、良質な雑誌をつくり続けるということは、大変なことだ。
それが可能なのは、それに値する記事を書いているからのみ、可能だ。
読者に、「あ、クオリティが落ちたな」と思われたらおしまいである。
それは、チャレンジであり、闘いである。

だから、この会の工務店にこびるなんてことはありえないし、とにかく、良質の雑誌をつくり続けることが使命である。

この会は、ピンである。という表現を使っていた。
そのときは、なんとなくわかって、文字通りの意味を理解してなかったけど、
「ピンからキリまで」の、ピンですね。

なにしろ、合板一つ使うことも許されない。
絶対安心な家づくりをしていなければならない。
とても、ハードルが高い。
でも、そんなところでも生き残っていけるのですよ、ということを証明し、発信したいという。

また、いろいろな建築士とも付き合いがあるから、この雑誌の関係で家を建てて、その家を取材する、なんてこともあるという。まさに、文化を創造している。

地域の自立とよくいうけれど、経済が自立してなんぼであって、それはやわなことでない。
今は、Rルートをはじめとして、広告をとって、あとは中身を入れればいいという雑誌が増えているけれど、カネ儲けのためでない、こういう形の雑誌を追求し続ける、それは大変なことだけれども、という姿勢に、ろくに下調べもせずそこに行ったガクセイは、うつ向きそうになりながら聞いていた。
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それから、大学の先輩にあたるIさんに会う。
友達がこの人のところに居候していて、面白い人だといううわさを聞いていたので、今回会うことになる。友達は忙しく、結局2人で会う。

オーガニック料理のお店。若い店主と見られる女の人は、がんばって会話に入ってくる。面白そうなキャラクターの人だけど、ちょっとずれてますね。まあ、いいとして。

この人、「発明家になる」という。またまた・・・
電気を使わない冷蔵庫を発明して、日本人はめんどくさがって使わないからと、モンゴルにいっている人が師らしい。
職人に興味があって、そういう記事を書いたりもしている。興味も近く、あれこれ話していて楽しい。この種の夢の話はよくするけれど、それで生活していくというのはまた、大変なことである。

それから、小遣い稼ぎをやってみたら?と薦められる。
今、ネットショップなんてすぐ出せるんだから。
やって見なきゃわからんこといっぱいあるよ、と。
確かに、お金のことは弱い。
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夜は、12時近くまで仕事の友人宅に泊まる。
「自分自身を規定しているものとは何か?」
について話す。

あと、彼の予想によれば、私は、
「まず、全く別の分野に行き、その後、もう一度別の分野に行き、その後、呼び戻される」
らしい。

そういわれると、そんな気になってくる。
いずれにしても、来年は違う世界に飛び込む。

そしてその後は、、わからんのです。

ってか、その前に卒論、どーすんのよ。
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by taiji_nakao | 2006-07-27 11:31 | にっき
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