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2006年 09月 06日
伐採木材の利用にかかる炭素終始モデル?
というのがあって、これは京都議定書がらみのややこしい話。

現状では、京都議定書はCO2排出量を削減しましょう。ということは周知の通りだが、木材の話が出てくるとややこしくなる。
なぜかというと、木材は木が生長するときにCO2を吸収するからで、これをどこでカウントするのか、というところが問題となる。

今日(ウッドマイルズセミナーで)始めて知ったが、
現状では 「蓄積変化法」と「生産法」、「大気フロー法」のいずれかでもめているらしい。

これはそのはずで、日本の場合、蓄積変化法だと 210万トン(炭素換算、以下同)九州とみなされるのに、大気フロー法だと、1140万トン排出とみなされてしまうのだ。
これは、えらいこっちゃ、というわけだ。

今日のセミナーでの私の理解では、

蓄積変化法は、
森林と国内にある(国産、輸入問わず)全ての木材の炭素の蓄積の変化を見る。
たくさん輸入すれば、その分がCO2吸収に貢献したとみなされるが、
たくさん輸出しても、それはなんら貢献にならない。(むしろ、森林の蓄積を減らすのでマイナスと見られる恐れもある)

生産法は、
森林と国内で生産した(輸出したものも含む)全ての木材の炭素の蓄積の変化を見る。
たくさん輸入しても、それはなんら貢献にならない。
たくさん輸出すれば、その分CO2吸収に貢献したとみなされる。

大気フロー法は、上の二つと少し視点が異なる。
国内での、CO2の収支の変化を見る。
たくさん輸入すると、それはいずれ分解され、CO2となるので不利になる。
また、生産しても輸出してしまえばかなわないが、自国消費なら不利になる。
いわば、木材製品が「貧乏くじ」になるということだ。

日本は、大量に輸入しているから、というより、木材を大量に消費しているから、フロー法では不利になる。

これは、たいへんな議論なのです。

今に至る2時間ほど考え続けた結果、これ以降自分の考えを書くのを取りやめたました。
相当にややこしいです。
そして疲れました。

本当は、ウッドマイレージのことを書きたかったけど、また次回。
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by taiji_nakao | 2006-09-06 00:29 | 考え事
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