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2005年 02月 04日
生物多様性考(Ⅱ)
  まず、*お詫び
一昨日のブログで、「日本のチップ消費量はなんと2400百万㎥!(つまり24億㎥)」などと書いていましたが、02年日本の木材消費総量は8800万㎥なのでそんなはずはありません。誤読です。正しくは、3400万㎥。勉強不足です。こんなミスをしてはいけませんね。

 さきほど直しました。一昨日来てくださった4人の方(少ない・・・・)すみません。

 さて、気を取り直して、昨日の続きです。

 これは、いわば、生物多様性への論理的なアプローチといえます。
 今の自分には、その限界も感じていますが、続けていきます。

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3.生態系は奇跡

地球という惑星では、普通なら生物は生きていけない
 「水の惑星・地球」と言われ、地球に水があったことや太陽との距離が離れすぎず、近すぎずちょうどよかった、地球はそんな奇跡に恵まれた星。というイメージは一般にある。しかし、たとえそれだけ「好条件」であっても、まだ生物にとって地球というのは決して豊かな地ではない。堅い岩がむき出しであり、日照りは容赦なく照りつけ、たまに降る雨はなんのさえぎりもなく降りつける。やわらかい土があり、木々が直射日光や雨を遮り、水を蓄えることでやっと生物は生きていける。

生態系は一切無駄なく循環する
 先にあげた「人間系」では膨大なエネルギーを使って、やっとまわそうとしている。しかし、生態系は人間がこれだけエネルギーを使ってしていること、水、食料生産、温度調節、廃水処理・・の一切を太陽光のエネルギーのみでまわしている。
すべての生物は自分が生きていこうとするだけでこの精密なシステムが成立しているのを思うと、奇跡としか言いようがない。

4.自分の問題としての生態系保全

生態系の捉え方
 生態系を捉える範囲としては、地球レベル・気候区分レベル・流域レベルetc・・といろいろなレベルがある。
地球上にあれば、完全に閉鎖系というのはありえず、その多寡はあっても、どの生態系も外の生態系と影響を与え合っている。

生態系保全の捉え方(これまで)
 これまで、生物多様性保全というと、例えば、白神山地の場合、生態系レベルとしてこの一帯をしたのはいいが、あたかも白神山地を切り取り、天空の城ラピュタのように、「中に浮いた白神山地の生物多様性をいかに守るのか」というように考えてこなかっただろうか。

生態系保全の捉え方(これから)
 当然のことながら、白神山地は本州とつながっている。決して自分とは関係の途切れた空の上の話ではない。ある生態系の機能が衰えたとき、自分の住む地域に近いほどその影響は大きくなる。しかし、どんなに離れていようとも、たとえ地球の反対側であっても、必ず自分たちに響いてくるということを忘れてはいけない。

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まだ、生物多様性という言葉が出てきませんが、明日に続きます。
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by taiji_nakao | 2005-02-04 00:05 | 考え事
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