<< 生物多様性考(Ⅵ) 生物多様性考(Ⅳ) >>
2005年 02月 08日
生物多様性考(Ⅴ)
 今までの議論を寓話にしてみました。

**

のび太が学校の野外遠足に出かけたときの話です。晴れた空の下、
芝生が広がる丘で自由行動の時間になりました。
いつものメンバー
(ジャイアン、スネ夫、しずかちゃん、ドラえもんもなぜか一緒)
で歩いていると、ちょっと珍しい教会がありました。

行ってみると、なんと!お菓子でできているではありませんか。
食べてみると、これがまたおいしいのです。
中は見た目、教会そのものです。
一通り食べてしまうと、
お菓子にも飽きてきたので、中を探検し始めました。
しばらくして、スネ夫が隠し階段を発見しました。
おびえるのび太をよそにみんな上り始めました。
のび太もしぶしぶ続きました。
どうやら屋根裏部屋につながっているようで、
階段は思ったより長く続いていました。

上り終えると、屋根裏部屋もまた珍しいお菓子でできてたので、
みんな手にとって食べ始めました。
しずかちゃんも食べていました。
しかし、しばらくして、
のび太は屋根が揺れていることに気づきました。
いや、屋根だけじゃない、
この教会そのものが揺れているじゃありませんか!
「お~い、みんな。この建物揺れてない?」
のび太は怖くなってきました。でも、みんな気づいていないようです。
「のび太さんってやぱっり怖がりね」
としずかちゃんも笑っていますし、
ドラえもんも笑顔でどら焼きをほおばっています。
でも、のび太はやっぱりゆれを感じるのです。
しかもそのゆれは強くなっているようでした。

そのとき、のび太の頭の上に、
フリスビーくらいの大きさのせんべいが落ちてきました。
のび太の頭には目に見えるほど大きなたんこぶができました。
みんな笑いました。のび太は、痛いのをこらえながら、
「ねえ、みんな、ここあぶないよ」
と訴えました。きっと、このスネ夫が食べているせんべいも、
建物がもろくなって落ちてきたんだろうとのび太は思いました。
でもみんな、「きっと風のせいさ」といいます。
このころになると、
みんな建物がゆれていることには気づいていたのですが、
それも風が吹いているからだろうと思っていました。

そわそわするのび太は、下の様子がのぞける穴を見つけました。
屋根裏部屋はけっこう高いところにあったので、
びくびくしながら覗いてみました。
すると・・下は生徒たちでいっぱいではありませんか!!
みんな思い思いのお菓子をほおばっています。

のび太がふと見上げたとき、
屋根の揺れはいっそう強くなっているような気がしてきました・・・

**
[PR]
by taiji_nakao | 2005-02-08 01:35 | 考え事
<< 生物多様性考(Ⅵ) 生物多様性考(Ⅳ) >>