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2005年 02月 16日
間違い電話
 事務のお手伝いをしている、京都・森と住まいの百年の会(京都府産の木材を使った家作りを進めていこうという、林業家・製材所・市場・設計士などの集まり)関連で、人に会う約束があって、でもその時間を早めたくて携帯に電話したときのこと。

 メールで何度かやり取りしただけで会ったことはなかった。そして、林業関係の院生だったので、下の名前はチェックしていなかったが、これは男だろうと思っていた。

 ところが、電話に出たのは女の子。しかも、声からするに、ちょっと背の低い、かわいい、今風の女の子って感じ。

 こりゃあ間違えたかと思う。「~さんですか?」と聞いても、なんの反応もないというより、
(自分は~だが、あんたは誰?)という雰囲気。

ここで、ミスをする。やっぱり動揺していたか。
杉良の中尾ですが」

相手は困惑している感じ。そして、切る。

 しまった!「百年の会」と言わないとダメだった。とそこで気づき、
もう一度電話するが、明らかに意図的に切られる。

 むむむ。しかし、仕方あるまい。女の子なら、そのくらいの用心はするのだろう。

 メールで何度かやり取りしていたので、油断していた。
まだ、会ったことはないのだ。もう少し、心して電話するべきであった。

 ちょっとへこむ。彼女の中では、僕は怪しげで、なぜか名前と所属を知っている男でしかないのだ。

 こう疑われてはしょうがない。これ以上電話しても、ますます状況を悪化させるだけだ。

 携帯のメールアドレス、パソコンに送られてたっけなあ。なければ、当初の時間通りに会うしかない。

**

 パソコンのメールをチェックすると・・
ああ、携帯アドレスないや・・ところで、あれ、・・やっぱり男やん!!

番号間違ってたとかは・・ 最後の一桁違うやん・・!!

□ □ □

 この瞬間から、なんだか「彼女」に対する苛立ちが生まれてくる。
それまでは、今日会わないといけない、会がお世話になる人って捉えてたからだろう。

 それに、(むさい)男かと思っていたら、実はかわいい女の子と会えることになってうれしい、
ってのもあったんだろうな。

 それはいい。でも、なんで、一言、

  「間違ってません?」

 って、言ってくれないんだ?おかげで、ちょっと憂鬱になったし。

 いくら、わけわからん男からの突然の電話でも、相手は困惑してるんだから、
(例えそれが演技の可能性があっても)
なんかあっていいじゃないか。それを、いきなり切って、再び電話しても切るってのは、
ちょっとあんまりじゃないか。

 もし、彼女が偶然にも苗字が一致していたのなら、まだ、わかるが。
(それでも、名前違いじゃないですかって、言ってくれればいい)

 これが「携帯文化」なるものなら、悲しい世の中だなあ。

**
 まあ、番号メモるの間違えるなよ!っていう話でもある。

 いつだか、
「携帯で間違え電話とかあり得んよね」
って自分で言ってた気もする。


 あり得ます。
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by taiji_nakao | 2005-02-16 22:11 | エッセイ
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