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2005年 02月 18日
地球温暖化考(Ⅰ) スタンス
 昨日、いよいよ京都議定書が発効となりました。

 今日から、地球温暖化問題をどうとらえ、考え、行動しべきか、現時点で思っていることを書いていこうと思います。

 最初に、スタンスについて書きます。

 戦略シナリオという本で、斉藤氏は「思考のモラルハザードが進行している」と指摘しています。

 何か問題が起きていることを知らされても、 
「情報が足りない」「まだ大丈夫」
などと考えて、その問題について考えることを先送りにする、思考停止。
どうも、世の中をこれが覆っているようである、と。
 
これは、僕自身に、けっこうな衝撃を与えました。

 メールを読む。自分にも関係することだ。しかし、めんどくさいし、まだ大丈夫だし、他の人がどうでるかもわからない。まだ、いいや。と、放っておいたら、期限切れとか、時間がないってことがよくあったので。

 問題にならなくても、大抵のことは気づいたときにすぐどうするか判断する方が、効率的かつ効果的であるのは間違いない。

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 温暖化の話です。

その前に。
 温暖化は、例えば気温が低下している地域もあるそうで、より大きな概念である、「気候変動」としてとらえた方が良いと、以前話を聞いたことがあります。

 基本的にこれに習いたいと思います。

 さて、その現状ですが。まず、生物多様性(Ⅴ)の寓話(まだ読んでいない方はぜひ読んでみてください)、実はこれ、もともと気候変動のことから思いついた話です。

 近年、雲が増加しているそうです。

 これは今までなかったこと。しかし、確実に増えている。それを知りながら、いったいどうなるのか見当がつかないで、空を見上げる研究者・・

 それが、屋根が揺れるのを見て、不気味に思いながら、そのメカニズムも、将来予測もできない、というのび太に重ねるところから、まあ、あの寓話はできたわけです。

 それはともかく

 ここで注意したいのは、私は「研究者は無意味だ」といいたいのではないことです。今も地道に研究している人がいるからこそ、あらゆることがわかってきているわけです。

 そうして、知はどんどん大きく深くなっているが、問題はあまりに複雑で、いったい、どういう風にして地球の気候のメカニズムは決定されているのかという明確な答えを出すのは、非常に困難というわけです。

 さて。

 さらに、私は地球温暖化についての知識が乏しいときている。

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 ここで、「私はよくわからないので、なんともいえない。」

というのは簡単。

だけれども、そんな私は、新しい、人と森との関わり方を考えたいと思っている。

そこでは、これだけ世界的に注目されている地球温暖化問題にノータッチではいられないはず。

もっと言うと、いいか悪いかは別として、森林をCO2吸収源として認めるという話は現実化することはほぼ確実で、森林に管理に対して「温暖化対策」という名の下にお金が流れ込んでくる流れは予測できる。
そして、そうできるならそうなって欲しいと、林業に関心を持つ者の立場から思っている。

私の将来はわからないけれども、日本の森林とは何らかの形では必ず関わるだろう。

そんな、自分が、

「私はよくわからないので、なんともいえない。」

これこそ、まさに「思考のモラルハザード」である。

というわけで、そうちょっと偉そうに書いていますが、実際ちゃんと考えた機会はなかったので、知識がないなりに、今回考え直してみようと思うわけです。




 

 
 
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by taiji_nakao | 2005-02-18 00:25 | 考え事
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