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2005年 02月 22日
全ての側面を、まず認める
 前回、前々回とでっかく掲げてみたものの、これに対する自分の考えを一気に書こうとするのは難しいし、書いてみると独善的で、荒くなってしまうので、少しずつ積み上げていく書き方にします。

 この辺、まだブログでどういうスタイルがいいか模索中といったところです。

 今日は、「統合的なアプローチ」ということで、「全ての側面を、まず認める」ということについて書いてみます。

 前回、自分にはいろんな側面があって、矛盾しあうものも多いと書きました。
 そして、矛盾していることも含め、それら全ての側面の主張する意味を認めることが必要だとも。

 世の中を見たり、生活の中でも、歴史上でも、同じ目的を持っているのに、意見がわれ、離れていく、ということは日常的にあります。
 その理由として、互いが利権を求めたということもあるでしょうが、それを除いた、「意見の対立からの分離」というのもかなりになります。(というより、ほとんど全てのケースの理由の一つでしょう)

 しかし、人の意見の対立というのは大概、「異なる側面を強調しあっているに過ぎない」ことがほとんどです。

 厄介なことに、

*人によって強調する側面が違う
*ある側面だけでも、現象を説明することは可能だし、それは真実である。
(つまり、あらゆる事象は全ての側面を持っている)

ために、対立している人たちは、自分の強調する側面で説明できることを話す。これは真実。でも、その相手が同じように話していることも、全く同じように真実。
なのに、「自分だけが正しい」と思い込んでしまう。

もう一つ。どんな側面も負の面も持っている。これも真実である。
だから、対立する人の強調する側面の負の面を強調する。これは、全く正しい。
したがって、この種の対立は、お互いが真実を語り合っているだけに、収拾がつかない。

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 ただ、実際問題としては、様々な側面はお互いに全く還元できない側面を強調しあうことより、還元できることのほうが多いがとりあえずおいておく。
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この場合、「俺の言うことも正しいけど、あんたの言うことも正しいね」と認める。、

そして、口では 「あんたの言うことはその通りだね。うん」とまず認め、
相手が自分を判ってくれたと思ったあたりで、
「でもさあ、~なんだよ。そうおもわない?」みたいに切り出す。
この、「あんたの言うことは全くその通りだね」と言うのがポイント。
確かに他の側面を強調するものとしては癪だが、真実なのだから、しょうがない。

「環境問題は切実だ」

でも、

「彼女をドライブに誘いたい。だって、JRじゃ雰囲気出せない」
っていう人を、どうしてあたまから否定できる?

「あんたの気持ちわかるよ。そりゃあ、そうだよね。」
って受け入れないことには始まらないです。
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by taiji_nakao | 2005-02-22 23:36 | 考え事
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