カテゴリ:エッセイ( 37 )
2006年 04月 07日
「炎上」とは、カビの生えることと似ている
 1日の参加者が最近20台後半になってきて、30超えてニヤニヤしているこのブログにはおよそ無縁であるが、「炎上」について書いてみる。

* * *

 パンにカビが生える。
当然、残念だ。悔しい。お気に入りだったら怒りだすこともあるかもしれない。
でも、なぜカビたのかといえば、それはすぐに食べなかったからである。
自分や、あるいはそれを管理している人を責めることはあっても、カビそのものを責める人はいまい。

* * *

そのパンが、自分が丹精込めて作ったものだとする。
それが、思いがけないほどあっという間にかびてしまったとしたら、、
それは、腹が立つ。

だが、、
しょうがないよね。だって、カビは生えるものだもの。
今後はもう少し慎重に管理しよう、と思うくらい。

そこで防腐剤を使うのも一策だが、
せっかくの手作りがねえ。。

カビが生えてしまったときは、カビを観察してみるのもいいかもね。
なるほど、こんかもんもあるのかと。

でも、カビの臭いを無理にかいだり、
まして、食べるなんて必要はないよね。

 
 
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by taiji_nakao | 2006-04-07 23:46 | エッセイ
2006年 03月 25日
I like baseball very much
but, I didn't watch the WBC at all. Because・・


なぜなら、

テレビの差込口は新タイプで、部屋にある差込口は旧式であって、それは2年前に引っ越して以来変わっていないからだ。
テレビはみないから、普段はどうということがないのだけど、こういうときに困る。

イチローが本気で打席に入っているところ、藤川球児がメジャーリーガー相手に投げているところは、やっぱり見たかったなあ。。

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by taiji_nakao | 2006-03-25 17:32 | エッセイ
2006年 03月 08日
幽霊はいるにきまってるさ
昨日、僕も含めたとある4人で、幽霊について話していた。

その一人は、小さい頃、寝ているときに見えない何者かに足を引っ張られたこと、布団の上に、「しろいもの」が覆いかぶさってきたことを体験した、という話をした。
BGMには、ちょっと怪しさをかもし出す中国の弦楽器音楽が流れていた。

もう一人は、よく見える、らしい。そして、例えば、「そのもの」は近づいてくるという。彼女に近づいてくると、やがて、手のひらの中に玉となって、消える、という。本人の表現を借りれば、「消す」。そして、もう一人の彼女の友人は、よく「つれてくる」から困る、という話だった。

普通、「そのもの」は白くて、色がないらしいが、たまに赤、それもどす黒い赤が見えることもあり、このときは、恐怖を感じるという。あるとき、その友人に、血が乾いたような、どす黒い「そのもの」が取り付いており、そのままでは「消せない」ので、その上に覆いかぶさって消した、という。
それは、とても恐ろしいことだったに違いない。

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by taiji_nakao | 2006-03-08 09:55 | エッセイ
2006年 02月 19日
折田大仏に対する破壊行動に強く抗議する
ある(とき)は、青いマントをまとったナウシカとして、ある(とき)は、銃を持ったゴルゴ13として、あるときはサンデー先生として、京大吉田構内総人図書館前に現れた彼の正体は??

そう、京大生ならみんな知っている、折田先生像である。
毎年、受験のシーズンになると、姿を変えて現れてきた。当初は、ホンモノの折田先生像への落書きから始まったのだが、しばらく当局とのやり取りがあった後、本物は姿を消した。そして、中身も全てつくられた、リメイクバージョン折田先生が現れるようになったのだ。

実在した折田先生は、京大設立初期の総長であり、自由な校風をつくることに尽力された方らしい。ということを、京大生は皆、毎年バージョンを変える、折田先生の横の看板によって知っている。

リメイクされる折田先生は、素敵だ。「癒し」などという言葉が流行る前から、確実に多くの人びとを癒してきた。
折田先生像前を通る人たちは、それまで下を向いて暗い顔をしていた人も、チラッと見るなり、にこっとするのである。いったいどれだけの、笑顔を作ってきたのだろう。

合同新歓の全体の調整係(いわゆる代表)を引き継ぐミーティング(2月10日)のあと、どうやら今年も新たなバージョンが現れたというから、さっそく見に行った。
後から思えば、この時見に行って正解だった。今年は、おおきなおおきな大仏だった。
賽銭箱、そして、いつもの看板。折田先生を偲んでつくられたということだ。

**

大阪・松山・広島へ出発する直前(2月15日)、松山・広島のガイドブックを借りようと総人図書館へ行く。(延滞の罰則で借りられなかったのだが・・)
すると、そこには惨劇があった。

なんと、大仏が倒されている。
顔が切り取られているところを見ると、何者かの犯行であることは間違いない。

ぼーぜんと立ちすくんでしまう。

いったい、どういうことなのだ。

この大仏の前で作られるはずの笑顔一年ぶんと、特に受験生がたくさん入れたであろう、賽銭がなくなったぶんの、罪は重い。

創るということには、大きな労力がかかり、壊すということは、一瞬であるのに、
公共空間に作品が存在するには、創られ・壊されないという両方が同じように必要であることは、なんとりふじんなのだろう。

参考 折田先生を讃える会
折田先生2006~折田大仏~
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by taiji_nakao | 2006-02-19 19:09 | エッセイ
2006年 01月 30日
一休さん
 今日、銀行へ、置き忘れた傘を取りに行った。

 てっきり、かさ置きにそのままになっているかと思ったが、そんなことはなかった。
中で保管してくれているようだ。受付で、かさを置き忘れた旨を伝える。
 すると、「いつのことでしょうか」と聞かれる。
 毎日、忘れ物は何かを把握して管理してくれているようだ。木曜だったので、そう言った。

 しばらくして、中から、あのビニール傘を持ってきてくれる。よかった。
しかし、どういうわけか、「お名前をよろしいですか」と聞かれる。

 誰が受け取るのかを気にしてくれているようだ。。「ナカオタイジです」と答えると、
「大変申し訳ありませんが、この傘は既に別のお客様が申し出ておられます」
と言われる。。

**

 しかし、どう見ても自分の傘だし、あの日置いていったのは疑いようもない。
そこで、

「すみません、ちょっと傘を見せていただけますか?」
と言って、傘を手に取る。

そして、
 「あの、ここ(傘の取っ手の一番下)にシールがついてるんですが、ちょっとその申し出た方に、ここにシールがついてる傘だったか確認していただけますか?」

 と言う。受付嬢(といっても、おばさんだったが)は、ちょっと困った顔をした。
しかし、こちらは引く気配を見せないので、「少々お待ちください」と言って、仕方なく奥へ引っ込む。


 しばらくして、、
「ただいま確認いたしましたところ、確かに、そのようなシールが貼ってあるということです」
と言う。

 直ちに、
「それなら、この傘ではありませんね。実は、このシールはさっき貼ったのです。」
と言うなり、傘をもって、颯爽と銀行を出て行った・・

**

 と、

 「既に別の人間が申し出ている」という話を聞くなり何も言わずに引き下がった男は、自転車をこぎながら妄想した。
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by taiji_nakao | 2006-01-30 18:10 | エッセイ
2006年 01月 27日
のんだくれ
昨日、近くのお気に入りの店、「ホール&チェーン」で遅い晩御飯を食べていたときの話。

この店は、雰囲気いいし、ご飯おいしいし、店の人も気軽に話せるし、しかも家のすぐそば。

カウンターに座ると、既に出来上がったおじさんと若い男が話している。そのうち、八文字という、木屋町にある、ほんやら洞の甲斐氏が経営してる飲み屋に行ったという話になる。

「私、前あそこで働いていたことがあったんよ」
と店の人。
んで、俺も2年以上前だけど、八文字には行ったことがあったので、話に加わる。

そのうち若い男氏は帰る。
おじさん寂しそう。おじさんをみていると、見るんならこっち来いよ、と。

 そのうち、なあ、話そうよ、というし、後から来た俺の隣のここでバイトしてる女の人の隣には連れの男がいるし、そっちに行った。

 このおっさんは、京大の石田研あたりのことを知っていて、それから、最近京都にやってきた、マツタケ山再生に取り組んでいる吉村氏のことも。
 石田紀郎といえば、環境問題等の活動家として有名な京大教官で、もちろん、俺も知っている。まあ、直接その農薬ゼミとはかかわりはないけど。

 よう知ってるなと思ったら、この人、京大のすぐそばの古本屋の店主らしい。

 そして、そのうち、「資本主義について」語りだした。
まあ、こういう話は嫌いじゃない俺は、かなりマジメに聞いてたけど、これはのんだくれに対する姿勢としては間違ってるな。

 店の人もそう思うのだろう。いや、絡まれてると心配したか。しきりに、おじさん(たまちゃん)の飼ってる猫の話にしようとする。

 たまちゃんは、以前行方不明になった、ごんちゃんの話をしてくれた。

 しかし、そのうち、今度は構造主義についての話になった。曰く、「A=A'=A''」が構造主義の本質らしい。
 俺は構造主義に詳しくないので、よくわからなかった。

 やはり店の人が猫の話しようと言うと、
「ここに一匹の猫がいるとする。その猫の、猫たる存在は構造主義的な・・」

 たまちゃん氏は、3時から飲んでいるらしい。
念のため言うと、昨日は水曜日である。まあ、この際、曜日は関係あるまい。

 前に、大学の図書館のDVDで、確かイタリアの、飲んだくれの映画を見たことがある。
 ホームレスの男が、ある日紳士に大金をもらって、それで、友人に再会したり、踊り子と仲良くなったりするのだが、最終的にそのお金はワインと消え、その男も永遠の眠りについてしまうという、救えない話だ。

 のんだくれは、いつの世にも、どんなところにもいる。
本人も、周囲も大変なのであるが、どうしようもない面もあるのだと思う。
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by taiji_nakao | 2006-01-27 17:33 | エッセイ
2006年 01月 24日
困った客
すでに閉店時間を30分オーバーしているのに帰る気配を見せない。
 もう、客がいる状態で片付けられるところは全部片付けてしまった。
早く帰れ~
 ラスト(照明を暗くして歌い、その後前より明るくする。こうして、おしまいですよ、帰ってね、といってるのだが・・)のタイミングで帰らずに、そう、昨晩のように恋愛談義に花が咲いてしまったときなどは最悪だ。
 しかも、途中でママが店に着てない客のアフターで帰ってしまった(こちらも困った客だ)ので、なおさら帰るタイミングに切り替わりにくい。しかもこの客、全く帰る気配なし。
早く帰れ~

 こっちは、バックの掃除をしていたらずっと使っていなかった水道の蛇口が緩んで水が漏れて、その処理に追われて疲れているのだ。
 全くの不運。最近客の入りが悪いからチーフという名の雑用係は、時給1,000円もらってるからずっとおしゃべりと携帯じゃまずわけで、ここんとこよく掃除をしている。
 冷凍庫を動かした後だから、てっきり露取りとかそういうところから少し漏れたんだろうと思った。で、とりあえず、使い済みお絞りを持ってて、すわせてはバケツに絞りを繰り返す。
 そしたら、客、結構入ってくるし、いつまでたっても水は出てくるし、ああ、蛇口から漏れてるし。バケツいっぱいになったから、客の目を盗んでトイレに捨てに行き・・
 
 もう帰ると思いきや、トイレに。何を期待してるんだろうかかわらへん。と、ホステス。
 帰ってきたら、おもむろに辞書のような手帳を取り出し、「これを勉強している」らしい。わかったら、早く帰れ~

 それに今日は、7時に来て1時間ほど一人で準備するのだが、その間カラオケをかけて、鼻歌歌ってたら、花屋のお姉さん登場。まあ、月曜はいろんな業者が来ることはわかってるんだが。しかも二回。気まずかったけど、仕事はちゃんとしてるもんね。(って、これもたいしたことないんだが)

 ようやく、腰を上げ帰る。やっとか、もう2時近いぞ。
さあ、さっさと片付け。片付け。
 そしたら、送り出したホステスが帰ったらすぐにメールが
「もうバイバイなん?」だってさ。
 しかし、この客は最近来た客、なおざりにはできない。
あ~もうどうしよ!?である。全くね。
大体月曜の夜だぞ。

 もう36になる独身。この歳なら、祇園では「ひよっこ」だそうだ。まあ、そうね。金かかるもんね。「遊び方わかってへん」

 何はともあれ、早く帰って欲しいもんです。
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by taiji_nakao | 2006-01-24 17:31 | エッセイ
2006年 01月 19日
イカ京官
イカ京について書いたので、イカ京官についても触れねばなるまい。イカ京官とは、「いかにも京大教官」の略で、よく言えば、反骨精神旺盛、悪く言えば、中央(東京)へのひがみ、けちつけたがり屋な傾向を持っている。

 まだ、入学したばかりの頃、うちの学科長だった人(当時)が「京大の教官は中央と争うことを趣味にしている人が多いから苦労する」ようなことを言っていたのを覚えている。
 
 あまり教官に会わない生活をしていたからか、特にそのようなことを感じることもなかったが、こないだ、初めて参加したゼミで、その一人に出会った。

 修論のプレ発表で、奈良県大台ケ原の原生林が更新されず、木が生えない状況になりつつある問題を取り上げたものがあった。環境省が仮説を立てて説明しているのだけれど、それをデータとして、定量的に調べた研究がないということで、年輪解析を通して検証を試みる、というものだった。

 これに対し、
「環境省の言ってることを検証する?おもしろくないやん。そんなの意味がない。たてつかんと」
「いや、部分的にはたてついてるんですが」
「全体でたてつかんかったら修論として意味がない」

 えー?? 今まで定量的な研究がなかったら、今回やって検証する。従来の仮説は正しいかもしれないし、間違っているかもしれない。それのどこがダメなの??
 なるほど、これが古き京大の雰囲気のひとつなのか。

 というわけで、今日、勝手に命名させてもらったのでした。

 そんな反骨精神は好きだけど、科学者にとって一番大事なのは論理では?それに今さら・・・
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by taiji_nakao | 2006-01-19 17:28 | エッセイ
2006年 01月 18日
ミスター イカ京
イカ京とは、「いかにも京大生」の略で、世間一般が漫画にイメージするような、スタイルからしたガリ勉のことだが、年々数が減っており、絶滅を心配する声もある。
 
 今日、ネタのイベントサークル、犬の会が開いた「イカ京コンテスト」で見事優勝した、自(?)他ともにイカ京と認める彼を久しぶりに見た。
 松浦あやの振り付けを必死に練習し、同じくコンテストに出場した友人K によれば、「特に何もしていないのに、そのオーラが圧倒的。あれは反則」とのこと。Kは惜しくも準優勝だったのだ。

 彼はいつも、丸めがねをかけ、前かがみで、シャツをズボンにいれ、大きなリュックをしょい、ウエストポーチをしている。
 今日見た感じでは、前かがみ度が深くなったようだ。しかし、かわりはない様子だった。

 実は、彼とは同期であり、一回生の時、農学部でありながら工学部クラス指定の有機化学をとったとき彼がいた。
 そのときからして、すでに目立っていたが、一番印象深いのは彼の声である。どんな場面だったか忘れてしまったが、彼が声を発したとき、そのトーンの高さと、独特のイントネーションとに、教室内にいた男どもは、下を向くか、横を向いて苦笑いするかしたのである。
 慶応大学での講義を、衛星を使うことで京大からもリアルタイムで参加する、という授業があった。そこにも彼はいた。一度、彼が質問したことがあった。相変わらずの声と、やや焦点の外れた質問を聞きながら、京大生一同、いつ終わるのかとひやひやしたのだった。

 だが、彼のような個性的な人物がマイペースで生活できているなら、それは健全なコミュニティの証だと、京大捨てたもんじゃないぞと、彼のパンパンになったリュックを見ながら思った。 
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by taiji_nakao | 2006-01-18 17:26 | エッセイ
2005年 08月 05日
暑い
 明日から、山仕事サークルの合宿。
 担当ということで、直前になってバタバタ準備する。全くもっと早くからやれることやっとけよ、とか思う。そんなんで遅れて(というより終わる頃に)、百年の会の事務局に行く。なってない 
 合宿、というと、先輩たちは、いいなあ~という反応。

 そう、そんなんできるのももう終わりに近いよなあ。というか、俺ももう22だしなあとか思いつつ。

 合宿は、2泊3日下刈り・下刈り・ハイキング なかなか乙なもんです。

 それにしても暑い。

 今日の夕立は、まさにスコールといった様相。買出しから戻る途中、しばし、雨宿り。そんな人がちらほら、ちらほら。

 夏ですね~
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by taiji_nakao | 2005-08-05 21:15 | エッセイ