カテゴリ:就活( 9 )
2006年 01月 29日
初面接
今日、初めて面接を受けた。

インターンの面接だけど。
大阪である。交通費バカにならんす。

控え室から、5人くらいずつ呼ばれて部屋に案内される。
ここで、まずミスをやらかす。
机が縦長に2つある奥行きがあったのだけど、
(とりあえず、奥から詰めよう)と思って、一番奥に座った。そしたら、一番手前に面接官が座って、「好きなところにどうぞ。」と言った後、「手前の机に、左右に2,3でいいですね。(一番奥に荷物を置いた俺を指して)そちらでもかまいませんが」
とくる。まあ、そんなに悪質に言われたわけではないが、明らかに減点一。第一印象って大切なのにな。

続いて、またミスる。

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by taiji_nakao | 2006-01-29 17:37 | 就活
2006年 01月 23日
困った一日
今日中には、エントリーシートを出さねばなるまいと思いつつ、「ホームページを見てどういう会社だと思いますか」という質問もあるし、ウェブを見る。

 事例紹介や、オピニヨンを見るに、ビジネス誌のような趣だ。その情報量、先進性に圧倒される。
 とりあえず、一通り目を通そう、とも考えたが、途中で無謀であることに気がつく。

 また、採用のページには仕事の流れ、社員の声など非常に充実している。体験ゲームまである。「もっと知りたいことはなんですか」という質問もあるから、考えるが、もう非の打ち所のないように思える・・

 そしたら、下のような文章に。

 「グローバルなネットワークを持ち、常に広域な分野のビジネスの最先端の現場に立ち会っており、そこで経験とデータを蓄積し、現状に対して的確な知識を持っていると思います。また、それらの知識を分析することで、ハイパフォーマンスを実現する為にこれからどうあるべきかを的確に提示していると思います。結果、ビジネスの最先端のさらに先を提示し、個々の課題解決を通して、クライアントとともにそこへ向かっていく、ビジネス全体のリーディング企業であると思いました。」

 ベタ褒めじゃないか。でもそう言うよりないな。
ハイパフォーマンスが、灰パフォーマンスと変換されたときはワラタが。
それで、困ったのが「あなたはどのような貢献ができると考えていますか」という質問。これは本当に、自分が入った後、そういう貢献ができるかと思っているのと尋ねているのか?
 中途ならともかく、新卒でそんなんあるかい。
・・いや、世の中にはある人もいるけどさ。そろそろ嫌になってくる。 
 800字も書けるかい。

 このまま一日が終わるのもまずいので、テスト勉強すべく図書館へ。うわあ、人、人、人。空いてる席が、ああ、かろうじてあったという感じ。

 しかし、なぜか、プリントは前に進まないのに、時計の針だけ進んでいく。
 いかん、睡魔と戦っているうちに時間は過ぎる。

 そして、今、こんなことしてる。やらんかい。
ああ~、今からバイトだ・・・
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by taiji_nakao | 2006-01-23 17:31 | 就活
2006年 01月 22日
エントリーシート
自分は就職するのか?わからん。とか言ってるダメ学生。

 仕事はいろいろ見てる分にはだけど、面白そうなのもけっこうある。今は、外資系コンサルという、多分というか無理そうだが、少なくともグループ面接は受けたい。

 まず、エントリーシート。

「これまでエネルギーを注いだことは何ですか?またそれが今のあなたにどうのように影響していますか」800字以内

「なぜご自身がコンサルタントに向いていると思いますか」800字以内

 この2つを書くのに何時間かかったのだろう・・
まだ、項目2つあるし。うお~

 あと、「趣味・特技」
趣味は好きなことで、特技はある程度、客観的にうまいということなのかな。特技が、わからん。

 ちょっと迷ったが、まあ、面接で話せるし「焚き火」はのせることにしてるけど・・
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by taiji_nakao | 2006-01-22 17:28 | 就活
2005年 03月 21日
広告雑感(Ⅱ)
最近、更新のペースが鈍くなってきてしまいました。
いろいろなところに手を出し、大切なところに手が回りきっていない、そんな感触が残る生活と関係するかもしれません。

 前回は、広告一般の雑感を書き連ねましたが、今回は、自分が関わっている、いわゆる運動における広告について書きます。運動というと、ちょっとコワイ感じですが、ようするに、今の社会に問題意識を持っていて、それを少しずつでも変えようとしている、ということです。
運動はあまり僕のイメージとマッチしないので、今回は活動と書きます。

**

 それで、広告に誤解があります。「目立つ広告」=3U(うざい、うるさい、うっとうしい) と捉えている人が多いですね。

 実際、そういう広告は多いです。ある有名なCMを手がけているプランナーが、「今の時代は商品とは関係のないことを考えるのが重要なぽんとだ」と言っていたという話を人から聞いたことがありますが、こういうことですね。

 つまり、前回のエントリーに沿って言えば、コミュニケーションの中身がないわけです。とにかく、騒いだり、ものめずらしいさを演出する。あるいは、商品の中身はないイメージを作り出す。

 こうした広告ばかり見ていると、「目立つ」=3U

という思考経路ができてしまう。

 だから、広報戦略を考えるとき、
内容重視 伝えたいことを書く =「目立たない」 か 「目立つ」=3U 
の二元論になってしまいます。

 実際、単純に二択でどってにしようとはいかなくても、多くの市民団体ではこうした議論をしていると思います。

 しかし、これはあくまで一面に過ぎず、実際には、この両立は可能です。しかも、両立だからこそ、可能ともいえます。それは、

「目立つ」=斬新 =今まで忘れがちだったメッセージが(わかりやすく)ある

という側面があるからです。当然といえば、当然なのですが。
広告代理店も企業もそんなことわかってるよ。って人は多いと思います。
「でも、そのメッセージが(コンテンツが)ないんだよ」
ということでしょう。

 しかし、活動をやってる人にはあるはずです。

「はず」
 ここで、言うと、ない人もたくさんいます。それは、まず目的が存在していて、それを問うことなくそのために活動している人と、「運動に参加している」というそのことが目的化している人です。そこでは、「なぜ自分たちはこうしているのか?何が大切なことなのか?」という問いかけがありません。

 その理由を、同じ団体の人、あるいは同じ業種の人と共有できるのはあたりまえ。でもその殻にこもればそこでおしまい。現実は、そう動いていないですからね。現実には、様々な側面をもった人がごったになってあるわですから。

 「なぜ重要か?」それを、その広告媒体を見る人に理解してもらうこと。
これが、活動における広告です。
(広告媒体によって、見る人も違います。「広告コピー概論」 植条則夫 の広告戦略は、何を伝えるか=「クリエイティブ戦略」 と 何を通して伝えるか=「メディア戦略」 に分けられるとするを参考に、今回は「クリエイティブ戦略」にスポットを当てます)

 このなぜ?と問うことが大切です。その答えがないものは、する必要がない。
(この表現は正確ではなく、その答えはいつも追求し続けるものでもあると思います)

広告的に言うと、なぜ?という問いの答えがあるということはつまり、メッセージがあるということであり、それが社会的にまだ広く認知されていなければ、斬新さがあるということなのです。
 
 ここで、上で(わかりやすく)ある と書きましたが、
ここ、つまりデザイン力・発信力です。これが重要です。

 活動において、成功するためには、

 *情熱 *必然性(なぜ?の答え) *専門的知識

が重要であることはもちろんですが、

 *マネジメント *発信力・デザイン力

も、「同じくらい」重要なのです。

 特に、現在のように情報があふれている社会では、くだらないことで多い尽くされています。
いくら、いいこと、社会的に意味のあることを真剣に取り組んでいても、発信力がないと、埋もれてしまいます。つまり、くだらないことと同一視され、それなりの支援しか得られないのです。

 
 また、まとまりのない文になってしまいました。

 結論としては、

 なぜ?という問いを追求している = メッセージがある

(「目立つ」というか、「響く」広告の条件)

+ デザイン力 発信力

→ 斬新 目立つ

→ 多くの人にくだらない情報のなかから見分けられ、伝わる
→ 活動の輪が広がる
→ 世の中少しはよくなってく

と思うわけです。

 しかし、日本のデザインはもっとよくなって欲しいですね。

オランダの地方公共団体のロゴを見たとき、カッコいいと思いました。

カッコいいなんていうと、それだけで違和感を持つ人がいそうですが、
見ていて、気持ちいいじゃないですか。

すがすがしい。また、見たい。

そんなロゴが、必要最低限だけある世の中になって欲しいです。



 






 
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by taiji_nakao | 2005-03-21 06:16 | 就活
2005年 03月 18日
広告論(Ⅰ)
前々回と、広告について書いたので、私なりの、根本的な、広告とは何か?というのを、書いてみます。

 cmplanさんがいうように、多くの人は、広告は、3U(うざい、うるさい、うっとうしい)だと思っています。
 しかし、広告とは、企業と消費者のコミュニケーションであり、
 広告=3Uではなく、今ある広告の多く=3U
だと言えるでしょう。

 では、コミュニケーションとは何か?
「人を動かす!話す技術」で、杉田氏は、
一般的には、「意味とメッセージを伝えるもの」としながら、
実際の、ビジネスの現場では、「相手にアクションをとらせること」だと書いています。

 一般的に考えても、確かに、何かを言ったり、書いたりするのは、やはり「理解してもらいたい」という思いもありますが、どこかに、相手に何かを期待していることがほとんどでしょう。

 私が、このブログを書いているのもそうです。ちょっと、いやらしい響きがありますが、実際そうです。こんなことを考えているやつがいるということ、そんなことをもっと考えて、実行していって欲しいと思っていること、自分の考えにいろいろ意見を出して欲しいことなど・・

 ですが、これはやっぱり、いやらしさがあります。何しろ、自分が思っていることを(相手の都合を考えず)その通りにアクションさせようとするということなのですから。

 この視点には、相手がいないですね。コミュニケーションは、一回きりではなくて、こっちからあって、むこうからあって、その繰り返しの中で、お互いが理解し、変わりながらあるもののはずですが、そういった視点がないです。

**

 さて、広告はコミュニケーションであり、コミュニケーションとは、「相手にメッセージを伝えること」であり、さらに「相手にアクションをとらせること」であります。

 つまり、広告は企業が、消費者に「メッセージを伝え」、「自社の商品、サービスにお金を払ってもらう」ということになります。

 では、今の広告のどこが問題なのかと考えてみます。

 まず、「メッセージを伝え」で何を伝えるかです。商品ですから、メッセージとは価値です。では、価値を決めるものは何か?

 おそらく、「誰が」「何のために」というのがポイントでしょう。

 まず、「誰が」

 マーケティングではセグメントと呼ばれるものにあたります。
私が思うところでは、ここに今の広告の一番の問題があると思います。
現在において、もっとも強力な広告媒体はテレビでしょう。

 なんと、何千万という人が同じものを見るのです。
コミュニケーションにおいてもっとも大切なのは相手のことを考えることです。相手はどんな人で、どんなことを考えているのか。何に困っているのか。今、元気なのか。時間は十分にあるのか。自分に、あるいは、今回話す内容にどれくらい関心があるのか。
  そういうことを考えて、人はコミュニケーションをします。

 数千万に対してこれを本気で考えることは、大変なことです。
しかし、ほとんどテレビをみないのですが、そこまで考えて作られているかといわれれば、かなり安易に想像した、「庶民」を想定しているかと思われます。
ここに、まず問題があります。

 次に「何のために」

 これは、「誰に」と深く関わってきます。というのは、新技術がすぐ取り入れられてしまう現在では、一般的な機能性を訴えることがほとんど無意味だからです。

 そうすると、新しい「価値」を作り出し、発信するようでないといけません。現在は、商品やサービスそのものだけではなく、「コンセプト」を売るという時代です。

 しかし、こうした場合、数千万みんなに受け入れられるようなものを目指せば、大抵陳腐なものになってしまうのです。

 「みんなに受ける価値」を目指すために、言い換えると、八方美人を目指すがために陳腐化している気がします。

**
 そして、何より問題なのが、本当のことを言わないことです。

 コンセプトを売り出す方向に行くこと自体は、私は賛成です。人は、客観的な面だけでなく、主観的、間主観的な面をもっていると、何度か書いてきたように。

 しかし、そのコンセプト、イメージの中身が全くいただけない。
「環境」とか言って、その実環境破壊をしていたり、
「スローライフ」的なアピールをしてみても、カッコだけだったりというのは、
枚挙にいとまがないでしょう。

 取り止めがなくなってきましたが、これらが今の広告を3Uにしている原因だと思います。

 
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by taiji_nakao | 2005-03-18 00:25 | 就活
2005年 03月 11日
ビール商品開発の悩み
おとといのトラックバックをしましたよと、現役CMプランナーの辛口!広告批評(以下辛口批評)さんのコメントしたら、今日のエントリーで反応してくださいました。今日の訪問者数はグッと上がりました。うれしいかぎりですが、昨日のエントリーの質があんまりよくないのが悔やまれます。

**

 もう一度確認すると、(トラックバック先に書いてありますが)辛口批評さんの言いたいことは、

□まず、
 あくまで、スーパーブルーのPRポイントは新製法ではなく、
 むしろ、「安さ」であるべきで、
 ドラフトワンとの差別化にはならないかもしれないが、まっすぐ安さをアピールした方が、有効なCMになる。

ということですね。

 ドラフトワンとの差別化については、私もマーケティングの専門家ではないのでなんとも言えませんが、「スーパーブルー安い! 安いのいいでしょ!」と言われて、
ドラフトワンとの比較をせず、「ああ、安いのか」と思って買う人はけっこういる気がします。

 前々回のエントリーでは、まず安さをPRし、その後、差別化するべきだ
と言う内容を書きましたが、現実的ではないですね。

 おそらく、それは、スパーブルー、ドラフトワンらのカテゴリが発泡酒と同じように成熟したときに、結果そうなる、ということかもしれません。
 「発泡酒より安いカテゴリ」の~なドラフトワン、~なスーパーブルーと認識されて。逆に言うと、そう認識されていなければ、生き残れないでしょう。

 ただ、企業側としては、現実であっても、あんまりうれしい現実じゃないでしょうね。

□それと、
 安さをアピールすること=よくない、貧しい ではない

ということですね。
 これもそうだと思います。そもそも当たり前のことですが、安いってことを求めるのは自然なことですから。安さばかりの世の中に批判的な人にありがちなのは、その当たり前さを素直に認めないことでしょうね。ただし、当然ながら、

必ずしも 
 安いから = いいんだ
ではないというのを、前回のエントリーで書いたつもりです。

□そして、
 辛口批評さんはさらに

第3のビールは庶民万歳!安さマンセー!を歌うポジションの方がふさわしい。金なさそうな若者たちが川原で飲んでたりするぐらいでいいのかもしれません。
 
と続けます。
これもその通りな気がします。

 個人的には、飲み物にはいくつか段階があると思います。
例えば、野外の場合、

 まず、本格的なBBQなんかとの時は、やっぱりできればビールでしょうね。お金に余裕がなきゃ、発泡酒。

 逆に、街を歩いていて、ちょっと公園で休憩する場合は、お茶・ジュースでしょうね。

 この間に、上に引用した、辛口批評さんの想定する場面がきそうです。
もう少し、じっくり話したり、ちょっとつまみがあったりして。

**
 こう考えると、商品開発するときにそこまで考えてやればいいのに。と行き着く気がします。
ここは、CMプランナーにはどうすることもできない領域ですが。

 まあ、当然悩んだでしょうけどね・・

 もう、酒税の抜け穴から入って、ビールにこだわらない、上に挙げたのにあったのを開発すれば、、 とか安易に思いました。

 これを結論にしようと思ったのですが、

 そうすると、今度は「チューハイ」というライバルが登場するのですね・・・

 どうすりゃ、いいんでしょうね。

 サントリーの開発部の気持ちがわかったエントリーでした。
 
 
 
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by taiji_nakao | 2005-03-11 00:21 | 就活
2005年 03月 09日
♪ 意味のない(?)価格競争(Ⅱ)
 価格競争は意味のない、ことではないことは、最初から豊かな暮らしを享受しながらも、今の社会がおかしいなんて言う、僕みたいな人間は、ちゃんと再認識しないといけない。

 5、60年くらい前では、家なんて買えるもんじゃなかった。私は、木材関係の勉強をしてると、当然、家の話になって、やっぱり、量産して、コストダウンしたから、多くの人が家を買えるようになってきた、という経緯がある。

 **

 しかし、ビールっぽい商品が、どんどん低品質化(実際、具体的になにがどう悪くなっているのか私は知っていないが)していることを、酒のことを知ってる人は憂いでいる。

 これは、ビールに限ったことじゃなくて、もう、全てのものに言えそうである。木関連で言えば、巷にあふれている、「木っぽいもの」は、表面だけが木か、木であっても表面を完全に合成樹脂でコーティングしているものがほとんど。

 **

 京都はパン屋が多く、私もよく行くが、しかし、京都であっても、消費量はコンビニの方が圧倒的に多いだろう。私のお気に入りのパン屋のパンは、ほんとにうまい!!一番好きなパン屋は、今の家から離れているので、たまにしか行けないが、ここのクロワッサンは、もう、ほんとおいしい。生クリーム入りのクロワッサンと、ミルで引いたコーヒーをブラックで飲むのが、最高の贅沢。今近くにあるパン屋も好きで、ここもおいしい。それに比べると、コンビニのパンはほんとに味気ない。値段だって、そんなに変わらないのに・・

 まあ、安いのもある。しかし、あの、表面からぺちゃっとしたパンは、パンとはいえないんじゃないかと、個人的には思う。しかし、もし、生まれたときからあのパンしか食べていなかったら、パンとはそういうもんだと思って、一生を終えるのである。なんだか、寂しい話だ。

 **

 それに、もう一つ。もし、特定の商品だけが安くなるならいいが、世の中のもの全体が質が落ちていったらどうなる?

(価格が安い=低質ではないが、ビールところでも書いたが、質を落とさない改善には限界があるところに来ているだろう。)

 簡単に言って、世の中のもの全てが安くなると、給料も減るので、変わらないのでは?
(つまり、デフレが進行した場合、価格が低下しても、個人にとって実は利益が少ないという論理)
意味のない価格競争してないかい?
 
**
 これは、ちょっと雑な論理展開ですね。

 「選択」という見方もあります。

 いつも、思ってますが、
ビールが安くなった。うれしい。では、その安くなった分を何に使うか?

家が安くなった。これは大きい。でも、少なくとも10年以上住むその家を安く上げた分を何に使うか?10年以上毎日暮らす、その家での時間への投資を安く上げた分を。

 特に理由なく、あれもこれもとにかく安くなって欲しいと願う?

 そうやって、「とにかく安く」を追求していったら、世の中もの全てが安くなる、言い換えると、生活そのものが安っぽくなりはしないかと思うことがある。

 安いビールを買う一方で、自分で準備すればただみたいな値段のお茶に150円出す「選択」を結果的にしてるってことを、自覚してるんだろうか?

 そうした自覚がない中で「安さ」だけが一人歩きしていったら、
ほんとに、意味のない価格競争だ。
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by taiji_nakao | 2005-03-09 23:09 | 就活
2005年 03月 08日
♪ 意味のない(?)価格競争(Ⅰ)
 題は、私の好きなモンゴル800の「夢叶う」より。

 ずいぶん前になりますが、サントリーの「スーパーブルー」のCMの辛口批評のトラックバックです。現役CMプランナーの辛口!批評さん(以下辛口批評)のブログは非常にキレがあって、読んでいて勉強になり、お勧めです。

 辛口批評では、スーパーブルーは、麦芽2倍をアピールポイントにしているが、実際、スーパーブルーの一番のアピールポイントは価格であり、そこをまっすぐ訴えるべきだ、とあります。

 その通りだと思います。あくまで品質は、
ビール > 発泡酒 > (ドラフトワン、スーパーブルー)
ですからね。

 ビールの工法なんて、もう徹底的に研究されていて、これ以上最適化するのは無理なところでしょう。
 仮に、うまいビールを開発したとするなら、それはあくまでビールであるはずです。例えば、最近、キリンが350mlのビンの生ビールに近いものを売り出していますが、あれはやはり、うまい。だが、当然割高ではある。うまいのは、そうであるはずで、ドラフトワンと同じ価格で「麦芽2倍でおいしさアップ」というのは、消費者をなめるのも大概にしろ、といったところです。

 辛口批評では、さらに、「もっと安いことを積極的に肯定しようよ」とあります。

 これも賛同できます。はやり、できるなら、安い方が良い。

**

 しかし、サントリー販促側になると、難しい問題がある。

つまり、事実としてのアピールポイントは、

 1・発泡酒より安い
 2・発泡酒より安いのに、ビール、発泡酒に限りなく近い味わいである

(実際飲んでみると、これは主観もあるだろうが、ビールとしてみるなら、ドラフトワンより、スーパーブルーの方がうまい)

 なのであるが、CMはたったの15秒。これは、業界の体質、日本の「文化」等々があって、いくら販促担当ががんばってもすぐどうの、という話ではない。

 さて、この状況下で辛口批評にあるような、「安いんだぜ!!」というのを前面に打ち出したCMにするとわかりやすくはあるが、
じゃあ、「ドラフトワンでもいいじゃないか」
となる。

 それはそうである。

 ここではいくつかの戦略があるだろう。

□ □
 もし、現実のアピールポイントを誠実に訴える戦略をとるなら、
まず、ドラフトワンとスーパーブルー(そして、これから他企業からの参入、及び新商品)らをひとくくりにして、それら全体の価値を訴えるのがいい。

 そう、安さという意味では、ドラフトワンもスーパーブルーも一緒なのだから。まあ、無理だろうが、サッポロとサントリーの販促部門が提携したら理想的だろう。
 この両者が、「パイを取り合う」のではなく「パイ自体を大きくする」というわけ。

 この際、発泡酒のような。響きがよく、親しみやすいといった、ネーミングが必要だろう。
実際は、ドラフトワンは「その他の雑種②」、スーパーブルーは「リキュール類」だが、これでは無理だ。
(この全く違う2つの価格が同じというのが気になるが、ここでは問わないことにする)

 そして、その名前を認知させ、普及させるのだ。

 そして、それと平行して、それぞれがそれぞれの特徴をアピールすればよい。

□ □
 しかし、これはサントリーには幸薄いだろう。

はやり、一番が強い。ドラフトワンに食い込んでいくのは難しそうだ。

 サッポロとしても、「ドラフトワン・スーパーブルーら」とくくられるより、当面、「安いはドラフトワン」で通したい目論見もあるだろうし。

 さて、この状況下で、サントリー販促は、「麦芽2倍でおいしさアップ!」というアピールを選んだ。好意的に見れば、現実のアピールポイントの1番を省略し、2番を取ったのだろう。

**

 しかし、辛口批評の一番の要点で、私もそう思うのは、現場ではおそらく、実際のアピールポイントというか、

 あくまで品質は、 ビール > 発泡酒 > スーパーブルー

であるという現実を隠し、「新しいビール」で売り出している点である。

 これが、消費者をなめるのもたいがいにしろ、ということ。

**

 でも、つまりこれって、ビールから2段階も
(しかも、これはメーカーが価格として提示しているものだけであり、実際は品質を下げるような「新工法」はもっとふんだんに取り入れられているはずである)
離れているのである。

 今後、ますますこの傾向は加速するのだろう。

 するとまあ、CMが素直になると、どんどん「偽ビール」になっているのが一目瞭然になって困る、と経営陣はいいそうである。

 実際は、そんなことはない。もし、それで困って売れないと思うなら、売れるような、高いが品質はいい、という商品を売ればいいだけの話である。

 しかし、あくまでも、市場原理が健全に働いたときの場合であって、なかなかこれが進まないのが現実。

 しかし、この価格競争の行き着く先はどこなんでしょうね・・
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by taiji_nakao | 2005-03-08 01:39 | 就活
2005年 01月 28日
コピーの重要性
 これからの時代、コピーライターの重要性が増す。間違いナイ。

 現代は変化が激しく、新しい概念が次々に現れてくる。そして、情報の山。伝えたいことを伝えるためには、いかにわかりやすくするかが重要なのはいうまでもない。

 昨日のブログで「木づかい円卓会議」について触れたが、この会議は、木づかい円卓会議の提言5つのポイント~もっとやってみよう~を発表している。
 例えば、
1 国産材製品を使うと、日本の森は元気になる。もっと使ってみよう。~まずはカートンとプランターカバーから~

 この提言ができた経緯として、まず林野庁の担当者が文を作ってきたのだけれども、委員会メンバーは「難しすぎる。こんなんでは一般の人は理解できない」と一蹴。

 それで、これになったそうである。

 しかし、僕に言わせれば、これも甘い。これは、コピーを作る経過の一段階である。こうしたコンセプトをいかにわかりやすく、すっと理解できる表現にするかが大切である。

 広告コピー概論には、こんな例がある。

「自然の味を100%生かしたことをコンセプトにしたトマトジュース」
→水は一滴も加えていません

「他製品に比べてサイズの大きいことをコンセプトにした冷蔵庫」
→ちょっと大きめ

「現代人には自動車保険は不可欠であるをコンセプトにした自動車保険協会」
→せめてもの償いが保険です

 どうですか?うまいもんでしょ。
って、僕が作ったわけじゃないんだけど。

 コピーの力を少し理解できましたか?

 キャッチコピーというと、浅はかというイメージがあると思いますが、決してそんなことはありません。本物のコピーは、「何を伝えたいのか」というコンセプトを深く理解したうえでなければ作れないのです。

 この点、新しい言葉を作ることと同じです。

 例えば、英単語を調べると、意味が1、2,3,・・とあって、これらを読むうちにその単語の持つイメージが少しずつ明らかになってくるわけですが、コピーを作るというのはその逆なわけです。

 伝えたい意味が、1,2,3、・・とある。そして、これらをうまく伝えるためにはどんな表現をしたらいいのかと考えるわけです。

 日本語というのは、二千年以上続いているわけで、やっぱりぴったりする言葉というのが、大抵はある。

 ただ、そのぴったりする言葉を真剣に探すことを現代人はあんまりしないですね。

 巷にあふれるコピーもそう。大抵が、自己満足。言いたいことをあらかじめ知っているときは、「違うだろう!」って突っ込みたくなります。

 今の世の中どうでもいいことであふれていますが、大切なこともたくさんあります。
それを伝えなくちゃいけない。そのときには、やっぱり、コピーの力が必要なのです。
 
 



 
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by taiji_nakao | 2005-01-28 22:04 | 就活