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2005年 04月 28日
流れにのること・流れをつくること
 またもや久しぶりの投稿となってしまいました。

 私は自分で何かやってやろう!なんてうそぶいて、独立したいと本気で考えたりします。といっても、何をどうするかまでは考えてないですが。

 一方でやはり、時代・社会の大きな流れというのがあって、自分もその中にいて、いろいろな縁があって、今の自分があるんだから、その縁を大切にしていくことこそが大切なんだと思ってもいます。

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 21日に、京大内の環境をテーマにした団体を集めて、合同説明会を開きました。 (こちらで書きました)

 初日の12日には、夕方、11団体、スタッフが40人近くいる中で、10人ちょっとしか来なくて、寂しいものでした。
 もう一度、ビラまき、さらに当日の呼びかけを強化したところ、21日は参加数が40人近くとなりました。これで来なかったら、もう来年はないな。と覚悟していましたが、人が来て、盛り上がりました。

 今回は、多くの方に協力を得て、というより、11の団体が自分たちの団体の新歓のために、それから、ネットワークとしてやっていくことに賛同して、一緒にやっていきました。

 とはいえ、こんなことやるぞと言い出し、乗り気な人もそうでない人にも、「うまくいく」「ネットワークの力で、一つの流れを作っていこう」と呼びかけ、2月の頭からずっとやってきた、という自負はあります。

 ある人が、リーダーとは「可能から非合理な未来を約束する人」だと言っていましたが、
やはり、約束が果たされなければ、来年また約束する人の信用が失われるわけで、ある程度説明会に人が来ないと困るところだったのですが、最後の最後でたくさん来て、ほっとしているわけです。
 
 一つの流れを作れた(作り始められた)と思っています。

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 単純な私は、同じようなのりで日本の林業のことを(そして自分の進路?)を考えていました。

 客観的にいって、(この上のブログで書いたように)今より良くすることはいくらでもできます。流通の問題は特にそうですね。中間が無駄だらけなのです。

 今、京都森と住まい百年の会というところで、府内で国産材を扱っている製材所を回っています。やはり今残っている人というのは、それだけの理由があるわけで、個性があって、勉強になります。

 と同時に、何がこんな非合理な状況を生んでいるかもわかってきます。そして、もう一つ、これは商売の話になってきます。
 既存とは違う流通を目指している、ということに他ならないからです。

 こないだ行ったところでは、「あんたらはボランティアか、商売か」とストレートに問われました。私自身、ポジションをどうおくか、ということは悩んでいました。

 ボランティアでやっているのですが、まあ、これは任意団体のやることではないですね。
私自身は、最初のヒートアップしいるころは、「ただのhotな虫けらでいたい」なんて、ブログでも書いてました。

 でも、流通やってる人は、ほとんど「変えよう」という意志をもっていません。(持っていたらとうの昔に解決しているのですが)

 例えば、製材所を回るという話で、組合連合会の人に相談したら、「どういうことだ」といって、えんえん愚痴を聞かされたり、商売といったって、たいした額でない(なれない)のに、ちょっとでも自分たちのところに異物が入ってくるのを拒む。

 ついでに言うと、この会の組織自体が脆弱です。(でなかったら、僕のような人間が単身組合の人に話をしにいくことにはならないでしょう) 

 と言う状況で、最近は「とにかく勉強させてもらう」というスタンスでいることにしています。
以前ほど、「変えてやろう」とは思わなく、思えなく、思わないようになりました。

 商売ということ、立場ということ、そして何より、社会というものは大きなもので、そう簡単に変わるものではないということ、などなどを「学んだ」わけです。

 立場というものがあって、何かを任されて、そのときから出発する、ということも必要です。

 具体的に言えば、あんたらなんでやってんの?と言われて、立場(そして収入)を抜きにして、「ただ自分がしたいからだ」と言い張るのは、難しい。

 基本的にそういえる人間になりたいが、しかし、「自分がしたい」ほかのこともたくさんあるわけで、困難で、理不尽であったらやはり続かないですよね。

 当たり前の話ですが。

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 私が休学すると言い出した、二年位前に、誰かが「活動と、学問は別やで」といったことをいってました。活動はすぐ目に見える成果がでる。でも、学問は違う、と。
 これは、働くということもそうですよね。

 大きな、大きな社会の中にいるのですから。

 というわけで、就職するなら、半年後には就職活動が始まるという今、
 だから、縁が将来を決めるのだ
 なんて(他力本願?)考えたりしています。

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 流れをつくることと、流れにのることは両方絡み合っているものですよね。

 で、どうなるんだろう・・???
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by taiji_nakao | 2005-04-28 12:17 | 考え事
2005年 04月 19日
社会をゆがませているもの
 久しぶりの投稿ですが、このサイトは死んでません。ペースはゆっくりになりそうですが、書きます。

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努力し、成功したものはそれ相当の報酬を得て当然だ
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と世の中ではとらえられていて(=ひとつのパラダイム)、「勝ち組」になろうとみんな必死です。
しかし、これが当然であっては困る、というのが今日の論点です。
(久々に登場で何じゃこりゃって感じかもしれませんが)

この意見には2つ問題があります。

1つめ。
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努力しない人は自業自得だから、ほっとおけ
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いいんでしょうか?

こう考える人は、「努力とは誰でも平等にできるものだ」ということ(=これもひとつのパラダイム)を前提にしていますが、世の中を見ればわかるように、そうではありません。
努力できる、というのは資質、もっと言えば、能力の一つなのです。

こうした人が減って、より多くの人が努力できるような社会にしていくべきですが、おそらくいつの時代にも一定数以上いますし、今の時代は減るというより、むしろ増えているようです。

能力のあるものはどんどん富み、無いものはどんどん貧しくなる。しかも、こうした「努力できる」いいかえると、「希望を持てる」という考え方=「パラダイム」は、家庭環境に大きく左右されるため、ますます、持つ者と持たざる者の格差は広がってゆく。これが、「希望格差社会」でしょう。
(自分では読んでいませんが、いくつかのレビューを見るに)

今どんどん、これが進行していますが、その根本に「努力しない人は自業自得だから、ほっておけ」という考え方=パラダイムが大きく作用しています。

2つめ。
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成功したら、どんな額であれ、それ相当の報酬を得て当然だ
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例えば、経営者になって大成功を収めれば、億単位のお金が入ってくることもあるようです。

素朴な疑問。

そんなにもらってどうするの?

日本は伝統的に経営者などのエリートの報酬は小さいようです。世界的にみれば、トップはもっともらっているようです。しかし、最近堀江社長のように、「成功し、巨額を手にする」ことが一般的な考え方=パラダイムとなりつつあります。

しかし、まあ、大目に見て年収1000万までならわかりますが、例えば、億を超えたら、3億だろうと、20億だろうと変わらないと思うのですが、どうでしょうか?

しかも、一方では一生懸命、社会のためにがんばっていて、ほんの数万がのどから手が出るほど欲しい人がたくさんいるのに・・

例えば、以前紹介した、スポーツ少年団をボランティアで教えているコーチは、「一銭の支援もない。それどころか、サッカー協会なるものは、会費だと言って、個人から巻き上げる」と嘆いていました。

世の中のNGOの人たちは、特に日本では、人件費を出す助成金が少ないため、生活、かつかつで仕事をしています。大きな貢献をしているにも関わらず。そんな人にあと、月2,3万あれば・・

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日本は最近、変わってきてます。
ライブドア堀江氏はその筆頭でしょう。


今まで、堀江氏のような、「できる人」にとって日本はありがたくない(あるいはなかった)ことはあり、それが、日本の社会の活力を奪っていたのは確かです。

日本は教育から「みんな平等。出る杭はいらない。杭が出ても打ったり、あるいは見てみぬふりをする」という方針を貫いています。せっかく個性を持ち、能力(これには努力できる能力も大きく関係する)を持っている人がいても、見てみぬ振りをする。そういう人が報われない。

それはおかしいだろう、と才能を持った人はみんな思っています。

いつか、NHKの「喋り場」で、バイオリンのプロの高校生が、「自分は努力して、高いクオリティを維持しているのに、ただ授業に来ている人と同じ評価、いやむしろ、協調性がないという理由で評価が下がるのはおかしい」と憤慨していましたが、うなずけますし、日本中で起きていることでしょう。

ここで、重要なことは

(努力し、)成果を上げている人をしっかり評価すること

です。

 一回も練習に来なくても、100メートルを10秒台で走れたら、その人の運動能力はすばらしいと評価するのです。協調性も大切ですが、それはまた別の評価です。

そして、もうお分かりでしょうが、

評価する=報酬 である必要はない

のです。

例えば、トヨタの奥田会長に、なぜそんなにがんばる?
と問うていけば、決して、「お金のため」だけではないでしょうし、(彼はもう十分なお金をもっているでしょう。全く知りませんが)むしろ、トヨタの発展、そして、日本の発展を願って働いているのでしょう。

立派じゃないですか。それなら、もう一歩先に行ってください。

「もう、たくさんお金もってるから、いらない。欲しい人に(きちんと評価するシステムを作ったうえで)あげます」って、言って欲しい。

今の世の中がいびつな原因の一つに、「お金を得ないこと=個人の趣味 それをやってる人 遊び人」という見方=パラダイムがあります。
具体的に、壮年期の人(特に男性)が例えば、無報酬の市民活動に昼間よく参加していれば、周りから無言の圧力がかかるでしょう。
 たしかに、売れそうにも無い絵を描き続け、仕事をろくにしなければ、そうした評価と見合うかもしれません。

 でも、その人は家族を養う収入もあったとして、どうして、せっかくの「想い」を持ってやっていることに対して、そんな「冷たい目」で見なければならないんでしょうか?
 
 もし、奥田会長が無報酬だとして、そんな見方をしますか?

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 話を少し戻します。

かつて、みんな生涯自分の地域を出なかったころ、地域のリーダー、できる人は、自分の地域のために働きました。もちろん、ある程度の収入はあったかもしれませんが、しれたものです。
そうやって、できる(努力できる)人がそうでない人も含めた、地域のために働いて、世の中が回っていたと思うのです。

今はどうでしょうか?

できる人は、大企業に集まります。あるいは、最近は起業という手もあります。いずれにせよ、できる人があつまり、自分たちのために働きます。

あるいは、コンサルなんかいい例ですね。

社会的にみて(というか、より多くの人が幸福になるために。そして、それはコミュニティの自立にあると考えている)ほんとにコンサルを必要としているのは、小さな起業だと思います。

もちろん、中小企業診断士も活躍していますが、世の中の優秀な人材は、大手のコンサルに集まっています。

そして、大きな企業のために働く。

優秀な人が集まって、自分たちの利益のために働く。

そりゃあ、儲かるでしょう。

でも、それでいいんですか?

アメリカは今、空前の好況だそうで、雇用は伸びているそうです。
アナリストは、「インフレが心配だが、大丈夫だろう。いい調子だ」と言っています。

しかし、一方で実は失業者も増えています。

それで、「この調子だ」って言ってるのです。

努力しない者は自業自得。
成功したら、いくらでもお金をもらう。

こんな社会、もう、たくさんじゃないですか?

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どうやって、変えるか?

このエントリーには、意識的に「パラダイム」という言葉を使っています。

社会を規定しているもの、、
それは、パラダイムです。

今の時代、本来、パラダイムはもっともっと自由になれます。

勝手に規定されているのです。

もっと、理想を望み、それに見合ったパラダイムを持てるはずです。

そして、それはいつか、実現する。。

そんな理想主義者の長文でした。
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by taiji_nakao | 2005-04-19 10:10 | 考え事
2005年 04月 07日
ネットワーク
 最近バタバタしており、ブログを見れていなかったのですが、なんと!、訪問者数が増えており(と言っても、やっと二桁と言うレベルですが、、)嬉しいです。

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 大学では、新入生がわっと入ってきて、その勧誘をする、
新歓のシーズンです。

 僕の所属している、山仕事サークル杉良太郎セージとういうのは、マイナーな団体で、まず、そんなサークルが存在していることすら知られていないので、新歓には苦労します。

 そして、どちらも京大での新歓はここ数年うまくいっていません・・

 そこで、、今年は、知り合いにも声をかけ、

「環境系サークル 合同新歓」を仕掛けることにしました。

 はじめは、6団体5人だったミーティングが昨日は、なんと11団体15人になったのでした。。

これだけ多いと、パワーが違ってくるので、私もこんな新歓やるのが3回目ですが、今までになくうまくいっている気がします。。

(合同説明会の当日が来ないと、ふたを開けなければどうなるかわからないのですが)

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 しかし、これだけ人が集まると、運営はめんどくさくもなります。
みんな非常に協力的です。それはほとんどの団体が深刻な新入生不足になっていることもその一つの理由です。

 ただ、全体の方向を考えるのははやり大勢ではできないですね。

 仕事を振ることの難しさ。

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それから、こんなことも画策中↓
 京大環境ネットワーク

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 いろいろやっていて感じること

 ネットワークの法則

*1 ネットワークを活かせば、単独より明らかにインパクトのあることができる
    1+1=4 1+1+1+1=20 にもなる

*2 組織が自分の組織の以外のために働くことは、感情的に良くなく、
 論理的にも良くない時が多い。

*3 いつも、ネットワークのビジョンを考えている人と、
          新しく何かを求めて入って来る人がいなければ、いつか存在価値を失う
 
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by taiji_nakao | 2005-04-07 22:25