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2009年 06月 27日
ブロガー規制について
ブロガー規制の記事を紹介した、
ブロガーの責任を読んで、コメントに書いて、もう一度コメントしようと思ったところで、長くなったので、以下そこに書こうと思った内容。ちょっと、話がわきに行ったりしてますが。

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日本は特殊らしい。

SNSで匿名なのは信じられないみたいです、海の向こうでは。

でも、インターネットで実はルーティングのログが残ってるから、実は現実よりすべての言動に記録があるんだ、ってどこかで読んだ。

自己満足な氏ね的発言が大半な現状の打開策には、実名しかないのかな、という議論はよく聞く。
実名以外にもないのかな。とも思ったりも。

意図して騙そうとすることは、これは違う次元かと。一言でいえば、騙されるのが悪い。

それは、マクドナルドが少し前にサクラをやったとき、個人的にはどうでもよいと思ったのと、似てる。

オレオレ詐欺のような、明確な詐欺の場合、これはルールとかあってもなくてもやるので、ここの議論とは少し違うのでおいておいて。。

マクドナルドのサクラのようなうそについて、あるいは特定の団体の人が偏った情報のみを挙げるときなどちょっと、微妙なケースかと。

「騙された」と後から言う人は、結局、最後の判断を自分でしていないか、有力な根拠としてその人を認めてしまっている。

前者について。影響力のある人に、多くの人が頼ってくるのだけれど、人の判断をこちらでしてしまうのは、やってはいけないことだと思う。その人の人生の面倒を見れるなら別。家族ならありうるかもしれないくらいの話。そうでないなら、人が判断することをこちらで決めてはならない。それは「人の心を弄ぶ」という。

後者について。偏った情報しか流していない人を「有力な根拠」として妄信してしまうのは、結局そう考える本人が甘いということだ。

ホリエモンがブログを最近ブログを熱心に書いていて、ちょくちょく読んでいる。堀江氏は、裁判に至る批判に対して「徹底抗戦」している。本人の考え方に若干変更があったように思えるのだけれど、それはともかく、私はその姿勢に共感する。ただ、堀江氏が「事実と異なる」として批判したブログへ行くと、ホリエモンの書いた意見まんまをそのコメントに書いている人がたくさんいて、なんだか悲しくなる。

読む人にとって、コメントを書いた人がホリエモンのブログを読んだという以外何の価値もないコメントだ。だが、そこが問題ではないのだ。コメントを書いた人は、自分は「真実を知っている」と思って、その気分のまま一緒にヒハンして、それが気持ちいいのだ。コメントの大半がこうなってしまっていることが、日本のブログ・SNSでの最大の課題だと思う。

ただ、ここでの論点は「書き手が意図的な情報を流すことを規制すべきか」だ。
そして、私はそう思わない。

悲しくなってくるが、一部のソースを妄信してしまう人がたくさんいることは日本の側面なんだと思う。別に日本に限らないと思うけど。インターネットをよく観る人は、マスメディアに批判的になるだが、よくよく話を聞くと一部のソースをそのまま信じ込んでたりする、という話はよく聞くし、私もそういう人を何人か知っているので想像できる。

だが、そういう人を守るために、書き手を規制する、というのはちょっと違うと思う。それより、どうしたらもっと視野を広く持てるような機会を作れるか、という話だと思う。

話がずれてきていて、たぶん、今話題になっているのは、口コミマーケティングとかの話。
そして、「信頼ある口コミマーケティング」をしている組織が、そうでなくて無尽蔵に何でもあり的な現状を何とかしようということなんだろうと思う。

私が思うことは、その動機はあくまで、「信頼ある口コミマーケティング」をやってるところが「自分のところは信頼ある(つまり本音を書いてもらってます)」と証明したいということだ。それは自然な動機だし、もちろん共感できる。自分のサービスが、健全なサイト(SNS)であることを証明したいと思うのと同じ。

だが、「人を騙すことを規制する」というなら話は別だ。
そもそも騙すという意味が曖昧だし、人格や倫理の話になってくる。基本的に倫理を規制によって正そうとすることは無理があるし、それでは幸せになれないと思う。

世の中には、機会があれば騙そうとする悪い人はいるし、簡単に人を信じてしまう人がいる。でも、そうやって回っている。もちろん、騙すレベルによっては法によって裁かれなければならないけど、世の中とはそういうものだというとこを出発点にしないとつらいよなあ。と思うわけです。

それを規制によって変えようとしても、無理だと思うから。

それに、すでに雑誌で起きてるとだよなあ、と思います。記事だと思ってたら広告だったとか。
でも、そういう雑誌って、読まれなくなる。だから、最終的には読んでもらいたいなら、ちゃんとした記事を書かなきゃならなくなるという話で。それを規制するとか、ちょっと考えにくい。ブログも同じだと思う。

まあ、雑誌の場合というか、この無料無料の社会で、ライターなどの職業クリエーターがどうやってお金もらうの、という話があるけど、それはまた別の話。
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by taiji_nakao | 2009-06-27 10:45 | 考え事
2009年 06月 14日
ダイアローグbar・地域SNS研究会・わんくま同盟
■ダイアローグbar
ワールドカフェという手法を使いながら、参加者同士のコミュニケーションを深める、というイベント(だと思う)。
ワールドカフェというと、なんだか大層な名前だけど、小グループの話し合いを小グループのメンバーをシャッフルしながら続けるというもの。

もちろん、そこにはいくつかの仕掛けがあって、例えば、一人は残ってきた人にその場で前回どのような話をしていたかを説明するとか。

ワールドカフェというのは、その始まりは、国際会議のとき、外が雨が降っていて、外を歩くエクスカーションが出来なかったとかで、室内で、いくつかのテーブルに別れて自由に話していた。あるタイミングで、みんな自分と違うテーブルで何が話されているのか気になった。そこで、シャッフルしてその内容を共有した・・
というのが始まりらしい。例えば、36人いて、6人ずつ6つのテーブルに分かれた場合、うまくやれば、3回のセッション(シャッフル)で理論上、すべての話し合いの内容の要点を理解するができる。非常に合理的である。

■地域SNS 研究会
ラジオカフェの航平さんのその始まりについての話。その後、くしくもまたワールドカフェ形式のディスカッション。ラジオカフェのことはよく聞いていたけど、その成り立ちについては初めて聞いた。
毎週月曜日、ラジオに関心のある、いろいろな分野の人が2年間、たまって話し続け、そこから日本発の市民ラジオ開局までの問題を一つ一つ洗い出し、クリアしていったという。

うまくいった要因はたくさんあるようだ。毎週、「自然に集まっていた」とはいえ、関心の範囲が広い人たちが興味のあるようなネタだしに関しては、かなり気を配っていたとのことなど。
それから、「日本で初めて」という言葉が人々に力を与えたらしい。

そういえば、薪く炭くKYOTOも設立当時「森林バイオマス」というものをテーマにした団体は他にない、ということが大きなモチベーションになっていたと最近、聞いたところ。

そして、ラジオ開局の前に、「ラジオカフェ」をつくったことで、人を巻き込めたこと。

いきなり知らない人が集まって企画をするなんて不可能で、それまでには、よくよく話をして、考えと想いを共有する必要があって、それには「カフェ」が果たす役割は大きいのかもしれない。

■わんくま同盟
windows系の人が多い、技術系勉強会。

一番面白かったのは、やはり、山下さんのLinkStationハック。
http://www.yamasita.jp/

前回、わんくま・まっちゃ139の合同勉強会に参加したとき、LinkStationをハックしてサーバとして使ってるんですと聞いて、意味がよくわからなかった。
いや、意味はなんとなくわかる。つまり、ファイルサーバーとしてしか使われないものを、ウェブサーバなどとして使ってしまう、ということらしい。

でも、どうも、「たくさん」ハックしているらしい。それも、LinkStation限定。
何がそうさせるの?

なんと、ご自宅には、LinkStationが20台あるらしい・・・
しかし実際稼動しているのは、2台くらいだという。

なぜ?

これはプレゼンを聞いていたら、もうよくわかりました。

以下の技術的な話は、間違いもあると思います。
大まかにどのようなことをされているかを伝えられたら良いなという程度ですので、ご容赦ください。

ハックするには、まず現在どのようなファイルがインストールされているかを調査する。
これは外部からのアクセスなど。

それで、無理やり買ってきたLinkStationにアプリケーションをインストールしても動かないらしい。

で、次にどうしたかというと、OSの設定を自分で入れ替えてしまったらしい。
Windowsで言えば、各種設定ファイル、レジストリを「すべて手作業で書き換える」のと同じことらしいが。

「みなさん、やりますよね?」
「やりません!!」

しかし、こうして無理やり動かしたサーバでは、
「警告音が鳴り続ける」
「ランプの点滅がとまらない」
などの症状がでたらしい(つまりはダメだった)

やはり、内部を攻めなきゃダメだ、ということで、
LinkSatationは組み込みCPUなので、そのままではOSにアクセスすることは出来ない。
そこで、基盤を取り出して、OSの制御部分の回路に自分でつないで、接続の口を作って、そこからつないで・・・

なんてことをして、入り込んでしまうと。。

山下さんのサイトは、完全にバッファロー(LinkStationのを作ってる会社)にマークされてて、ここで書いたことに対する対応は、とっても早いらしい。

だから、毎回新しい機種が出てくると、そこで「ゲームスタート」というわけ。

新しい機種がでてくると、サイト(サーバはもちろんLinkStation)の訪問者数がぐっとあがるらしい。
もう、みんな期待していると。(ファイルサーバの会社含む)

他にも、れいさんとOgnacさんがずっと、むかしむかしのコンピュータの話をしていて、そこに出てくる「その当時のコンピュータ」は、私にとってはどれも並列に同じな「昔のコンピュータ」であって、とてもついていけなかったとか、とても楽しい会でした。

いつものことながら、スタッフのみなさま、ありがとうございました。


*どれも、ボランタリーな集まりで、どれも「好きな人が集まってる同好会」といってしまえるのだけど、もうちょっと意味もあるのかなと思ったので、メモ。

 ・居場所を求めている人がいること
  従業員の多い会社でもなく、子供もいないとなると、今の社会って属するコミュニティがあまりないみたいだ。

 ・専門性の価値の高さ
  ラジオの機材とか、ハッキングのスキルとか。これを普通に会社の仕事にしたら、エライ額になってしまいそう。

 ・楽しんでいる
  
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by taiji_nakao | 2009-06-14 01:11 | 備忘録
2009年 06月 07日
mocomococafeで感激する
移動式パオのゲリラカフェ、のmocomococafeが御所の近くの町家で一日カフェをやると聞いたら、それはまあ、友人の家だったのだけど、その喫茶店のおしゃれさに感激して、興奮してしまう。

その町家は、1年前は物置みたいなところで、それで自分で床を張り替えて、壁にしっくいを塗って、そんで、セミプロというよりもう、プロのあきさんがカウンターとか作っていて。

で、今日は家は完全のオープンで前に椅子があって。それはあきさんてづくり。スプーンも箸も。コーヒーを水出しする機器も竹で作ってしまっていて。あきさんも、もう会って7年だけど、最初からすごかったけど、どんどん進化している。

それで、mocomococafeもずっと手造りで進んできていて。

ぜんぶ、手造りで、そのクオリティがすごく高くて、ずいぶん前から、近くにいて、みてる、あるいは口出しするだけだったけど、そういうときとか思うと、もう、すごい!!という一言のみ。
とても興奮した日曜日。
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by taiji_nakao | 2009-06-07 23:45 | にっき