2011年 01月 09日
関西アン・カンファレンスに参加してきました。
今日は、神戸で開かれた関西アン・カンファレンスに参加してきました。
このイベントは、主催者側がテーマ・スピーカーを決めて準備するのではなく、参加者の中で発表したい人が自分の発表したい内容を発表する、という形式で手法としてはOST(オープン・スペース・テクノロジー)を元にした方法のようです。

昨年はイベントの存在を知って、行きたいと思った時点で既に席が埋まっていたため、今回は早めに申し込みました。
会場は、兵庫県立大学の神戸駅すぐそばのキャンパス。大学といいながらもビルの23階で、きれいで立地のよい場所でした。

会場と時間枠だけが決まっていて、そこに発表したい人が付箋にタイトルを書いて貼ることで決まっていきます。
時間は、15分枠とその半分の2つ。
当日参加したタイトルは以下です。

やさしいjQueryの使い方
「俺のデスクトップがMacに負けるわけがない」
preziでプレゼンやってみる?
zshで記号プログラミング
Webサービスと言語について
Cake Patssier 作ってみました
海外で起業しよう! -オンライン英会話編-
Babylon System found in web / WEBの中に見られるバビロンシステム
ドキュメントツールspninxについて
Gmailはショートカットでサクサク使おう
Excelやるよ。Web屋さん向け (コーダー、デザイナー)
wordpressで自分好みのテーマを作る (初心者向け!)
美味しそうな写真の撮り方(TLテロ、ニュースフィードテロ用)
迷えるWebデザイナーに向けてFlashの話とか
さっきの発表のまとめ
Emacsデモ
「いつか役に立つかもしれないマーケティングのあれこれ
iphoneアプリを作る10の方法
Jpeg - 仕組みを知ろう (板書)
iPhone関係で作ったとか
要求開発について

タイトルをみるだけでも盛りだくさんです。
これだけの人が集まり、それぞれの人が一押しの情報だけに、どの発表もインパクトがありました。
特に印象的だったいくつかを紹介します。

■preziでプレゼンやってみる?
まず印象的だったのが、プレゼンソフトのprezi。
昨年、たまたま東京にいて参加してきたwish2010で、Caccooのプレゼンで使われていてそのときから気になっていました。

パワーポイントは1枚1枚めくる紙芝居なら、拡大・縮小、そして移動が自由なpreziは巨大な模造紙。
これは斬新です。

無料版にさっそく登録しました。
個人的には、アプリケーションの画面設計、及び画面遷移図に有用なのではと期待しています。

■Webサービスと言語について
プログラミング言語のことかと思っていたら、英語版と日本語版の比較でした。
Facebook, twitter, flickerなど。
twitterの英語版ページには広告がないことは知りませんでした。
また、逆に英語版しか使っていない人は、「日本語版に広告があることを知らなかった」とのことで、これも面白い現象だと思いました。

プレゼンの中で、多機能だと使い慣れるまでは日本語版でないと辛い、という話がありました。
これは一般化すると、なれるまではヘルプ付きで初心者用のUIが必要だが慣れるとそうでもない、という話でもあると思いました。

■zshで記号プログラミング
@mollifierさんは、相変わらず、すごいです。
ひょうひょうとしたプレゼンに、(無駄に)高レベルの技術力。
まさに、ギークですね。

■海外で起業しよう! -オンライン英会話編-
フィリピンで学生の講師を集めて、オンラインのウェブサービスつくって起業したというお話。
ちょうど一年前に話がでて、数ヶ月でサービス開始したそうです。
さらに、フィリピンはご飯はイマイチだが、物価は安いし、喫茶店ではwifi、電源使い放題ということ。
「多国籍企業」というもののイメージが一気に身近になりました。
レゼンの前にお昼が一緒で話した後だったので、なおさらかもしれないです。

しかし、こうなってくると、英会話の講師だけではなくて、プログラマも現地で雇う、なんてことになるも簡単に想像できるようになりました。既にそうなっているのでしょう。

■Babylon System found in web / WEBの中に見られるバビロンシステム
バビロン、あのハムラビ法典を作った王の国のお話で、発表の大部分はその都市国家についての説明と、奴隷だったらどうするかという心理テスト。
心理テストの背景説明のときにBGMとしてiPhoneを使っていたのも印象的。

バビロンとWeb Serviceのアナロジーが興味深かったです。

国家の成立の過程は、遊牧民→土地を与えられる→収穫を把握するという流れがあった。
そして、収穫を把握した王はどれだけ納めさせることができるか把握し、その情報を使って支配する仕組みを構築する。

そして、ウェブサービス
名無しからID、Usernameへ。そして、マイページというUserSpaceを与えられる。
さらには、Userの動向を把握されるようになる。
Userの動向を把握したシステム管理者は、ユーザーが何をしたら喜ぶのかがわかるようになる。

このアナロジーはもう少し掘り下げていくと発見があるかもしれないという気がします。


■ドキュメントツールspninxについて
これは便利そうです。
Python(プログラミング言語)を使っている人のコミュニティではデファクトスタンダードとのこと。
まさに、「自分たちのコミュニティの当たり前が、他の人にとって新鮮」の実例。

■Gmailはショートカットでサクサク使おう
例えば、j とkで列を行き来できる。
実際にショートカットを使っているデモをみて、感動的な早さに驚きます。
さっきちょっと試したが、早い。
慣れるまでには、時間がかかりそうですが、これはいいです。
Gmailでショートカットが使えるのは知っていましたが、実際にやっている様子を見ると迫力が違いました。

■Excelやるよ。Web屋さん向け (コーダー、デザイナー)
エクセルへの愛に満ちたプレゼンで、とても実用的な関数を知りました。
エクセルというのは本当に優れている、と私も思います。

ここで、紹介された、ウェブサイトの情報を階層表示するツール、Website Explorerは使えそうです。
こういう情報はとても役立ちます。

■Jpeg - 仕組みを知ろう (板書)
jpegの圧縮方法が、画像を直線の集合として見立ててそれぞれの直線上の色彩のデータを波長としてみて、高周波の波を削っている、というような方法であることは初めて知りました。
従って、タイトルのボタンなど、変化の多い画像データは特にjpgには向かないということ。なるほど。

■要求開発について
これは、発表しました。
発表するつもりは全くなく参加していたのですが、後半も半ばに差し掛かるときに、要求開発アライアンスの忘年会ことを思い出し、これは非常にいい機会だと気づいたわけです。
そして、空きを確認すると、最後だけ空いていました。全く準備してないし、要求開発にも詳しいと言えない私が最後にやることに、非常に迷ったのですが、「迷ったらやる。迷った場合、やらないで後悔するのがもっともよくない」という言葉を思い出し、思い切って発表しました。

システムを開発・管理する上で、要求開発の考え方は非常に役に立つものだと思うし、本当の意味でプログラマが幸せになる為に必要なことだと思うので、もっと普及して欲しいと思っています。
ただ、発表自体は、即席でももう少し焦点を明確にできれば良かったと思います。

要求開発の勉強会のウェブサイトがまだないようなので、興味がある方はツイッターなどでお知らせください。
勉強会の情報を転送します。

>>>>
懇親会も引き続き参加して、参加者のみなさんは、本当に多彩で、独立して仕事されている人も多く、本当に刺激になりました。

それと、初めてkindleを見てその表示に感動しました。
まるで、店頭においてある試作品のダミーの紙でできているものでないかと思わせるような、画面表示、そして薄さ・軽さでした。
iPadとkindleは全く別物ですね。

最後に、主催者の方々、ありがとうございました!
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# by taiji_nakao | 2011-01-09 10:38 | 参加したイベント
2011年 01月 03日
「U理論」を読んでのメモ
前評判がとても高く、野中郁次郎や神田昌典なども推薦している「U理論」を、ようやく読了。
評判通り、素晴らしい内容だった。
理論書をここまで引き込まれて読んだのはケン・ウィルバーの「統合心理学への道」以来。
ちなみに、U理論の中でもウィルバーのことが出てきます。

内容を要約するのが難しいのですが、
帯の
「人・組織・社会の『在り方』を鋭く問う、現代マネジメント最先鋭の『変革と学習の理論』」
というところでしょうか。

理論として体系だっているだけでなく、非常に実践的な内容にもなっています。
まだまだ、読み込めてませんが、実践しつつ、読み返していこうと思っています。

以下、iPhone+リョードのキーボードのメモより。

*問題別随時組織 アドホクラシー
その組織や業界が知識集約的であればあるほど、また組織単位間の空白に生じた課題が重要であるほど、この構造領域による組織化に依拠する

”1648年のヨーロッパと十月革命後および第一次世界大戦が終結した1918年のソ連を考えてみよう。
この時期、強い国家と公的セクターが現れ、各国の指導層が考えると発展戦略上の優先度に従って少ない資源を配分する中央からの調整メカニズムができた。その意味では、20世紀の社会主義は資本主義以降の経済段階でなく、資本主義以前(つまり重商業主義)の経済段階とみなすことができる。”
Johan Galtungの議論から

■プレゼンシングの原則と実践

1。アテンド
毎晩4分間 他の人とどのように交わったか
何をしてほしいと言われたか
提案されたか

2。コネクト
私の内面に他者の為の空間を作る

”それをしないわけにはいかない何かへの招待状を携えた『メッセンジャー』が現れたなら、
まずやりますといい、それをどの様にやるかは後で考える”

■耳を傾け、その上でさらに耳を傾ける
ひたすら観察する内なる評価判断の声、VOJを保留し、不思議さに驚嘆する感性とつながる少なくとも5分間、もの、あるいは状況を観ることに意識を集中する。
意識が自分の中のアイディアや思考など別の方へ行ってしまっていることに気がついたら、元に戻して純粋な観察することを続ける。

*開かれた思考....純粋な探求と関心
*開かれた心....受容と共感
*開かれた意志....出現する未来と真正の自己に注意を向ける

■対話をする前に、静寂と自分の意図を作り出す時間を取る。

1
あなたにとって最も重要な目的はなんですか。
それを実現させるために私が手助けできることは何ですか。
何のために私が必要ですか

2
あなたの仕事に対する私の貢献が成功したかを評価する規準はどんなことですか

3
私が自分の担当する仕事の中で6ヶ月以内に2つのことが出来るとしたら、あなたにとって最も価値があり、最も恩恵になるものは何ですか。

4
過去に、対立関係やシステムむによる障壁によって今の私の立場にいた人間があなたの要求や来たいを実現できなかったことがありましたか。あったとすればそれは何でしたか。
私たちにとって今障害となっているものは何ですか。


*評価判断の声(VOJ)を保留
*状況に対する皮肉な見方(VOC)を転換
*古い自己を手放す恐怖 (VOF)を克服


1
自分の人生や仕事の中で、最高のエネルギーとインスピレーションの源に自分自身を最も強くつなげる状況、実践、活動は何か

2
これらの活動や状態を、未来を創るための小さな種と組み立てるための素材として考えてみよう。その小さな種と素材が相互につながり、インスピレーションに満ちた、自分の最高のエネルギーと共振する全体へと育つ、その未来はどんな姿をしているか。

3
そのような未来を世界にももたらそうと決意したら、手放す必要があるものは何か。死ぬべき古い自己、モノは何なのか。

4
リスクを取り、そしてその計画が失敗したとしたら、起こりうる最悪の事態は何か。それに直面する覚悟はあるか。


*自分が確かに成し遂げた小さなことに注意を払い、コースから外れたらすぐに修正するということが大切
エネルギーは自分を責めることにではなく、修正する方向に向けるべきだ。

”強いコミットメントのある人々からなる小さなグループが世界を変えることが出来るということを決して疑ってはいけない。実際に世の中を変えて来たのはそれだけである”
-マーガレット ミード

■頭と心と手を統合する。以下を避ける
*即興と意図なく行動する...盲目的行動主義
*行動する意志がないまま延々とただ考える...分析麻痺
*源にも行動にもつながらないことを延々と話し合う...単なるおしゃべり

■イノベーションの生まれるプロセス
1まず漠然とした感情、あるいは気持ちが起こる。
2その感情は何かという感覚、すなわち新しいひらめきやアイディアに形をかえる
3その何かは、飛躍的なイノベーションを生み出すことのできる状況や問題、あるいは挑戦と結びつく
4そこで初めて何かと場に筋道だった構造と形が与えられる

■日々の実践
1
1日の終わりの3分間を使って、その日、世界が提案してくれたことを、良し悪しなしの判断なしに書き留める

2
その観察から生まれる、かつ仕事でいま直面しているチャレンジに関する重要な問いを1つか2つ書き留める。

3
翌朝 5分か10分とって、前の晩に書き留めた重要な問いに関して浮かんだアイディアをメモする。アイディアが流れて来るのに従って書いていく。

4
可能な次のステップを考える。つまり可能性をさらに探索・テスト、プロトタイプするには何が必要かを考えると、日誌をおえる。

■意図の基盤
ワークショップや集まりの場をファシリテートする時は自分の意図をそのグループやコミュニティの未来の最高の可能性に一致させる
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# by taiji_nakao | 2011-01-03 23:24 | お勧めの本
2010年 12月 09日
要求開発アライアンス忘年会
「要求はあるものではなく、開発するものである」
というコンセプトのシステム開発の方法論、「要求開発」は素晴らしいものだと思う。

ITの世界では、要求されたものをつくり、その過程における作り手側の開発工数で対価を計算するという慣習が一般的だが、それではだめで、ビジネスとしての価値を提供し、その対価をいただく、という形でなければならない。

そのためには、開発者/経営者/ユーザーの三者が膝を交えて話、「要求を開発」していく必要がある。ちなみに、これを「こたつモデル」と呼んでいる。この用語からもわかるように、日本で考えられた方法論。開発のプロセス全体を俯瞰しつつも、それぞれの工程のモデリングなどの方法論の解説も具体的かつ考え込まれている。

その考案者の一人が手弁当で講師をしていて、参加者も現状に問題意識を持った人が多く、とても刺激になる勉強会。関西でも勉強会が開かれていて、もともと、モデリングの勉強をするための勉強会を探していて見つけて2回ほど参加てきた。

今日の気づき

*情報システム部の発注側の視点
  何か問題があれば自分たちの問題。
  会社の社員に対して説明責任がある。

*利用されているかを調べる
 例えば、全部ログをとってしまいましょう、なんて話もあるという。

*だんじり祭り ※要求開発とは関係ありません
 あのだしを作る作業は高度に分業化されているらしい。
 車輪には最新の技術が組み込まれているという。
 車輪の摩耗も激しいので、何度も交換が必要でさながらF1

要求開発
http://www.openthology.org/

開発初期費用無料のSIも登場してきた。
http://www.esm.co.jp/trial/new-agile-contracts-service.html
受注開発のこれからも大きく変化してきそうだ。
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# by taiji_nakao | 2010-12-09 23:40 | ITのこと
2010年 10月 07日
10月11日(月・祝)イベントの案内
直前ですが、関わっているコミュニティのイベントです。
会自体はゆるい感じですし、初めての方も歓迎です。
興味があって、お時間のある方はぜひ。

会場も素敵なところです。

>>>>>>>以下>>>>>>>>

OBIIイノベーターズトークの開催のお知らせです。イノベーションを生み出すためのさまざまな切り口をざっくばらんに話す談話会のイメージです。

今回は、Amazon.co.jpで売り上げランキング上位を数ヶ月続いている、ティナ・シーリグの著書「20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義」を元にお話をします。アントレプレナーシップとはなにか?日常生活にどう役立つのかを本の内容を元に紹介していきます。

本を読んでいない方、歓迎です。ひまのあるかたは、以下のビデオを見るか、無料ダウンロード3章分をお試しください。

ビデオ:

http://www.amazon.co.jp/gp/mpd/permalink/m2AO2HT9MQFIHL

無料ダウンロード(iPad、iPhone)

http://e-days.cc/campaign/epub.html

9月中旬に米国のスタンフォード大学で著者と直接会ってきた様子、d.schoolの授業の様子などもご紹介します(簡単な様子は以下のURLに紹介)。

http://d.hatena.ne.jp/takeshim-motie/20100918

日時場所:10月11日(祝)17時半~19時@京都・KRP町屋スタジオ

http://www.krp-machiya.co.jp/

会費:500円(会場費として、学割あり)、その後有志で懇親会

お申し込みはこちらから。

http://cotocoto.jp/event/44649
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# by taiji_nakao | 2010-10-07 23:58 | イベント告知
2010年 10月 02日
中国のことなど
船長を釈放後、なお中国政府が謝罪を要求しているという記事を見たとき、私の中でカチンときた。怒りが込み上げてきた。ふざけるな、と。

考えてみると、不思議なものだ。@tabbata氏のツイートにもあったが、私にとっても尖閣諸島との利害関係は非常に薄い。冷たい言い方になるが、尖閣諸島付近の漁業関係者につながりがあるわけでもないし、地下資源があったとして、私はどれだけその恩恵に預かれるのかは不鮮明だ。
税収がでてくるとか、あとは日本のエネルギー戦略上、安定さが増すというあたりだろうか。

そういう利害でなくて、日本のメンツに関して、怒りがこみ上げてきたのだ。

以前、ロボット研究者の石黒氏の講演を聞いた。ヒューマロイド、つまり人間の姿形をしたロボットの研究をしていて、実際に自分そっくりの外見をしたロボットをつくっている、という。そのロボットは、人間が遠隔操作できる。オペレーターはロボットの目線で見、話すことができる。興味深いのは、このロボットを操作していると、遠隔地のロボットそのものと同一化していく感覚が生まれる、ということである。実際に自分が触られている訳でもないが、ロボットが無闇に触られたりすると、自然に鬱陶しいと感じるという。話がそれるが、女性の方がロボットに同一化しやすいという。それは、普段からお化粧をしていることが影響しているだろう、という分析は興味深かった。

閑話休題。

多分、あの怒りの正体も同じようなものだったと思われる。
ロボットのカメラなどのセンサー:インターフェースにあたるのがメディア、というわけだ。

最初、テレビが家にない私は、YouTubeでニュースをみてみた。
どこかの教授であるコメンテーターが、中国の対応を「非常識」と声高に指摘していた。聞いている限り、コメンテーターの言っていること、日本は司法が独立していて政府は関与できないこと、一連の中国の処置は尖閣諸島とは無関係ことでなぜこのような対応をするのか理解できない、ということは筋が通っており、最もだと思った。
そして、中国としては日本で判決が出るという事実をなんとしても阻止したいんだろう、という指摘も妥当と思われた。
中国としても、領土と主張している以上当然だろう。

その後、いくつかの記事をネットで検索してみた。関連記事/情報が少なかった記憶がある。

で、中国は、日本の司法が判決を出すという前例は許せないよ、というメッセージを必死に送っているのだろう、と理解することにした。ここで、結論を出す気なのか、と。日本政府にそこまでの覚悟はないようだし、弱腰だとか言われても、ここは釈放するしかないのかなあ、と考えていた。そんな風にして日本はここまで来た。
いろいろ批判されているけれど、戦争をしていない結果として、日本を恨んでいる人が少ない、という事実は一人の人間として、大事だと思う。戦争をすれば、人を殺す。大切な人が殺されれば、恨む。どんな正義があっても、この事実は揺らぎようがない。

で、釈放したら、「謝罪せよ!」と。それをみたとき、カチンときたのでした。

この怒りは、おそらく幾度となく歴史を動かす原動力になったんだろうな、と予測される。

そして、同じ種類の感情を中国人の多くが持っているのだろう。
(私の場合、自分の見立てが甘い人間なんだなーという思いも背景にはあったと思います。)

気になるのは、ここに来て急に自衛隊の増員、それも1万という単位の増員という話。
世界的な不況、通貨政策等で協調できない各国、隣国との摩擦、国の対応が弱腰という批判、軍事予算の増加。
「いつか来た道」を思い返される。ほんとにそれだけは勘弁してほしい、と思う。

ところで、http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/09/post-0f3e.htmlの記事などを読むと中国の現政府は、強硬化する軍などの勢力を沈めるため今回のような処置をとらざるを得なかったということだ。

それが正しいとすると、「いつか来た道」を辿る可能性が高いのは日本でなく中国ということになる。
なんとかして避けてほしいと願う。冷静な気持ちで。
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# by taiji_nakao | 2010-10-02 16:03 | 考え事
2010年 09月 12日
引っ越しました
ずいぶん、ひさしぶりの投稿です。

3週間ほど前に、大阪に引っ越しました。
2年半ほど、1時間ほどの時間をかけて通勤してきましたが、今は5分で着くところに住んでいます。

会社近くに、マット席でぎりぎり足を伸ばして寝ることができて7時間1200円の漫画喫茶があり、5月くらいから、帰れない日は利用するようになったのですが、こうなると1時間かけて帰って、また1時間かけて来る、ということがいっそうめんどくさいと思うようになります。11時まで終電に間に合うのに、10時を過ぎると帰る気がなくなるということになって、頻繁に使うようになって。

2日連続で漫画喫茶のマットに寝転んでいたある日、さすがにこのままではいけないと思ったのでした。

家がすぐそばということが、気持ちの上で非常に楽になったのは意外でした。
そして、引越し2週間後の日曜日に、引っ越す前は週に2冊3冊当たり前に本を読んでいたのに、全く本に触れていない自分に気づいて驚いたのでした。

読み出すと、どんどん読む方なんですが、読まないと全然だということに気づきました。
それで先週、図書館のカードをつくりました。
借りてきた、SOKKI!は予想以上によかったです。

ただし、本は読んでなくても、活字中毒なところはあり、最近はもっぱらTwitterを読んでいます。
http://twitter.com/ntaiji
あまりつぶやいてませんが、ツイッターもブログももっと活用していこうと思います。
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# by taiji_nakao | 2010-09-12 10:30 | にっき
2010年 06月 13日
コミュニケーションするロボットは創れるか
著者は工学系の研究者だが、コミュニケーションとは何か? 概念とは何か? 概念はどのように獲得されるのか? 記号とは?といったいわゆる文系のテーマを同時に真正面から扱っている。

そして、それらに一貫した考え方を提示していて、興味深い。
こうした問いに興味がある人には、おすすめ。

以下、すこし途中途中はしょりつつ紹介。

ロボットを構成する知能として「道具知」と「自律知」を分けている。前者は、予め設計された、「道具としての機会に命令を送りつけてそれが実行する」ための能力・知能で、後者は「自律的に活動しながら環境との相互作用を通して自らの触れる範囲の情報を組織化することで適応・学習していくシステム」。

そして、「自律知」に焦点をあて、いかに概念を獲得しているのかと掘り下げていく。
理論だけでなく、実際にモデルを作ってシュミレーションしたデータを使って検証できるのが理数系のアプローチの強いところ。

たとえば、首を振るという行動と、提示された青球の視野上の位置データを認識するだけの「顔ロボット」。この「顔ロボット」は、実験開始直後はどうしたらいいか何もわかっていない。ただ、視野の中心に青球がくるようにしようとする。首をいろいろ動かして、その結果、青球が視野の中心にくることが続くうちに自分の首を動かす動作とその結果の因果関係を学んでいく。

試行錯誤し、結果が好ましかったということが続くうちに、どう振舞えばいいのかを学んでいく。
それこそが概念獲得なのではないかというのだ。そして、その獲得過程での「身体性」の重要性を説いている。高性能センサーと高性能モーターを持つロボットと、それに劣るセンサーとモーターをもつロボットは、「身体性」に違いがある。

面白いのは、前者が必ずしもより細かな区別をするとはかぎらないということ。
それは、高性能のモーターを持っていると、環境がある程度変化しても同じ制御で問題がおきないが、モーターが劣っていると、同じような制御では問題が起きてくるためにより細かく調節する必要が出てくる、ということらしい。なるほど。

別の実験の、目的地を知っているリーダーが前から台車を引っ張り、後ろからフォロワーが押す、という状況は自分でもイメージできたので、ロボット(シュミレーションのようですが)に感情移入でき、面白かった。
リーダーの意図はわからない。でも、リーダーが進む方向に押していかなければならない。
まっすぐ押し続けていたら、途中からずっと左に動こうとしている。ああ、左なのか。
あれ、・・・がけから落ちてしまった。ゲームオーバー。
自分が、見えないリーダーの意図を見つけようとして、台車の動きに敏感になっている様子がイメージできる。

台車の動きを感知するだけのコミュニケーション。
でも、それだけだとあまりにも非効率だから、そういう場面で記号が生まれたのではないか、という。
人間なら声をかける。

試行錯誤 → うまく行く (または失敗) 繰り返し → うまく行く方法を学ぶ
という概念獲得だけでは、不十分(失敗しすぎる)ので、失敗する前に情報を得ること。
その伝達手段として記号が発達したのではないかというのだ。

強くうなづいてしまう。
私も「ロボット=無機質・心がない」などとイメージしていたけれど、ずっと別の視点を持つようになった。

以下、本書に関連して今考えたこと。

5年くらい前に、インドに行ったとき、タクシーの運転手の運転が忘れられない。
確かに腕がいいことは間違いなかった。だが、狭い道路に車(あるいはらくだも)があふれているところを、ぐんぐん抜いていくのは、スリリングだった。

その時の抜き方が印象的だった。二車線の右側から・・、なんてものではもちろんない。運転手は、接近する。前の車はよける。大抵の場合それだけだ。その時、運転手はスピードを緩めない。だから、よけなければぶつかる。何度ぶつかると思ったことか。そういうコミュニケーションをしていた。

そして、それを補足する形でクラクションを鳴らしていた。これが、記号というわけだ。
クラクションだけでは譲らない車もあったに違いないと思う。

当時もここまでは考えて、日本にはあまりないであろうこのようなコミュニケーションが新鮮に思えた。
今考えると本書の、身体性に依存した知識の存在に対してだろうと思う。

この場合の身体性とは、つまり事故に関することで、おそらくは頻繁に遭遇する事故を見ている経験やあるいは自分が事故にあった経験かもしれない。
日本の場合は、そういう身体性を持った知識の前に、道路上ではまず「規則違反」を念頭においたコミュニケーションをしていると思われる。

車の場合は、そうでないと困る。
でも、すべてにまず「規則」や「ルール」ありきにしようとしている現状はどうか。ライターを禁止にしようとするとか。あるいは、刃物に対する過剰な規制。やけどして、痛い思いをして学ぶことが大切なんじゃないか。
つまり、身体性に依存した知識を、自律的に得ることが重要なのではないか。

自律的に概念を学ぶことの本質は、ロボット・人間あるいは他の動物を含めて変わらないのではないか、と強く思った。

最も、人間の複雑さは現在のロボットには到底及ばないもののようだけれど。
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# by taiji_nakao | 2010-06-13 19:09 | お勧めの本
2010年 05月 09日
最近読んだ本201005
読んだ本で、記憶にあるor本が近くにあるものを書いてみる。

「ムナーリのことば」
「なぜデザインなのか」という本を読んで、阿部雅世というデザイナーが、いいなあと思った。
とても共感して、ブログはRSSに登録。その人が訳したという理由で購入。
本の内容は半分くらいうなずいて、4割くらい理解。

「裸でも生きる」
山口さん、ものすごいエネルギーですね。
同世代として負けてられん、(いや、かなわないですけど・・)と思ったりさせられます。
大阪のマザーハウスに行ったときの第一印象は、デザインがすばらしい。
彼女は、デザイナーとしてのセンスに優れているんだなあ、と思いました。
で、その周辺にはほかにも雑貨屋さんがいっぱいあって、あれこれ入っていると、ちょっと飽きてきます。
大雑把に言うと、だいたい雰囲気は一緒です。
微妙に、違うわけで、そこは好みがあるにしても。
そうなると、その裏にどういう「物語」があるか、ということになって。
その時思ったのは、「デザイン、センスさえもコモディティになっていく」ということで。。。
その点、物語でいえば、マザーハウスは最強でしょう。
ちょっと、ずれてる見方かな。

「魔王」
伊坂幸太郎は、文庫本はおそらく完全制覇。あえて、ハードカバーには手を出さないことにします。
節約、ということで。魔王は、重くて、なかなか進まなかったです。
彼も、考えられずにはいられない人なんだろうな、と推測。
私もそうなのだけれど。
大学時代、サークルの後輩が代表をしていて、そのミーティングに私もオブザーバで参加したとき、彼は「自分がこのサークルにいる必然性がない理由」を、活動する目的から演繹的に説明していたことこがあって、メンバーはポカンとしており、「えー、」「まあまあ」「ちょっと・・」という反応で。
で、その後私は、「確かにこのサークルにいる必然性はないけれど、したいことは、ここでもできるのでは?」という話を、その意見を肯定するところからじっくり話しことがあり。その時思ったのは、まあ、私にもそういう傾向があるのですが、考えずにはいられない、という人種がいるということ。そして、その人種の人は、そうでない傾向の人を理解できないときがある、とういうことも。
伊坂さんも、その傾向のひとなんだなあ、と改めて実感。(そうでない人のことは理解されていると思いますけど。一応補足)
日本でファシズムが出てきたとして、その時に、宮沢賢治の詩を持ってくる、という設定は唸る。

「魚の国の案内」
まだ、読み途中。魚のお話。面白い。魚は20年とか生きるとか、知らなかった。
うなぎは、50年生きるとか、知ってました?
そんな「魚の国」のことが面白い。

「現代霊性論」
内田樹と、宗教学者の釈徹宗の対談。
現代の霊性について論じる。
面白かった。現在、占いがはやっていることと、宗教の関係など。
「今日は外出すべきでない」って占いにあったから大学を休みます、という生徒がいて、これなんか現代版「方違え」でしょ、なんていう話とか、面白い。葬式についての話とか。
根深いところで、強く行動を規定しているのであって、なんでもあり、なんて思っていない、というところとか。
なるほど、と思うし、宗教的な点から自由なことがすばらしいわけでもないし、そういう現実でもないでしょ、という話は説得力あり。

「iCon Steve Jobs」
アップル創始者、スティーブジョブズについて。
けっこう、そのまま書いている感。彼は、相当な「キチガイ」であるようで。
親は自分で育てずに、里親に出され、そのことに悩んでいたのに、最初に生まれた自分の子供を認知しないとか。おそらくは、本書は事実を書いているんだと思われ。
才能と、狂った感性と。大成功は、大きな賭けの結果である、ということなんだと思う。
でも、本書では、ジョブズは成長している、というような書き方もある。
それもそうなんだろうなと。
しかし、アップルは、ちょっと独占と行き過ぎの感があり、個人的にはマイクロソフトの今後の方が応援したいのですが・・(とか言いつつ、本日アイフォン購入ですが)
閑話休題

しかし、彼のもとでは働きたくないな、と思いますね。

それにしても、スティーブジョブズのスピーチは秀逸です。
そして、本書の内容と照らすと、ははん、こう表現するのね、とところどころ思います。

「限界の思考」
宮台真司・北田
これは月一で参加しているゼミで扱った本。
読み込んでいく中で、たくさんの学びがありました。
まあ、小難しく、いろいろな出典を出してきて、「どうだ?あんたらも勉強しなよ」という内容なんですが。

ひとつだけ。
最後に、宮台真司は政治家がどうあるべきかみたいなことを書いています。
そして、実際に民主党なんかでは、そういう活動をしているらしい。
とても頭がいいし、かれの分析はかなり的を得ている、と思った。
ただし、違うだろ、あなたの領域は。と思った。社会学者は、政治学、というか、政治家がどうあるべきか、を研究しているわけではない。社会は、どう成り立っているのか。それは、先人たちは、どう分析してきたのか。それを自分はどう捕らえているか。ゼミで、なるほど、面白いなあと思うのは、あらゆることは、大抵考えられている、といこと。たとえば、コーチングの教えは、おそらくハイデガーの考えとかなり重複しているように思える。しかしながら、社会学者、宮台氏のメインはどこはわかないけど、政治じゃないでしょ。と。そんな人物の話を政治家がありがたがって聞いているとしたら、それも悲しいな、と。社会学の理論と蓄積から、現代の政治、あるいは社会のあり方に対して、論じ、もう少し抽象レベルの高い段階から、しかし、実務に携わる人に影響力を持って発信する、という姿が望ましいのでは。とか。しかし、社会学という分野自体が、相当落ちてしまっているようである、ということも知る。

「富の未来」
アルビン・トフラー
「第三の波」も読み途中だけれど、「農業化の波」「工業化の波」「情報化の波」という三つの波はたしかにそのように機能しているように思われる。そして、工業化の波にうまく適応した日本は、それに成功したが故に、第三の波に乗れていないということ。そして、それは、今、危機的状況であるということ。
それから、「ただ飯」という表現で、いろいろ便利になったが、消費者がやるべきことも増えている、という話は面白いと思う。

BtoCと、BtoBと絡めると面白いと思う。
BtoCの筆頭、グーグル。無料。だけど、設定だのは全部自分でする。
BotBだと、そうではない。営業担当がいて、しっかり対応してくれる。担当が替わったら、前の担当と一緒に来てくれて、ちゃんと引き継いでくれる。電話したら、きっちり対応してくれる。
でも、料金は、BtoCに比べて、びっくりするくらい高い。世の中は、大まかにBtoC的になっているのだけけれど、有料では「コンシェルジェ」的に、なんでも聞いてくれる、というのはやはり需要もでてきそうで。このあたりは突き詰めると面白そう。

ただし、まだ、上巻も読み途中。

「1Q84」
Book3。いわずと知れた、村上春樹。

ブログの書評を見ていると、そんあとこまで考えるんだ、と思ったりする。
3巻も村上春樹ワールドで、それが好きな人は好きだと思う。
3日くらいで読んでしまった自分もその一員だと思う。

でもなんというか、答えを出した、というのなら、この答えは、正直、だから何?
と思わなくもない。

三巻の主人公、牛島さん、最期は哀れですね。
ていうか、「組織」なら、別部隊も同時に動かすだろとか思いつつ。

「鹿男あにおし」
万城目学

面白かった。現代における、「神話」?になる可能性もあるなかな?とちょっと思ったので、
無理があるのが承知で、そう、主張してみる。

神話には、当然、多くの人を魅了する普遍性とか、ある種の魅力があったんだろうけど、しかし、一面を突き詰めれば、「大ヒット曲」ということになるのではないか、と。
それじゃあ、ムラカミハルキは神話になるのかといわれれば、いや、なるのでは。
もう少し、現実にある土地とリンクすれば。
たとえば、主人公がおりた高速道路の階段、がちゃんと特定されたら、そこは聖地になるやもしれない。
そこに、ある種の、その階段が聖地であることに利害関係を持つ組織があったりしたら、まさに聖地たり、一定の人が訪れるかもしれないし、万、という単位の人が毎年訪れれば、それは神話となり、それが、「口伝え」=口コミで広がれば、それはまさに神話たるのではないだろうか、と。

鹿男あにおしも、そういう文脈でみれたり、しないかなー、と。無理がある??

「ロゼッタストーン解読」
ずいぶん、時間をかけつつ。読了
シャンポリオンさんのドラマ。

正しい主張が、すぐに採用されるわけではない、という物語。
この本を読む限りでは、「どうしてほかの人は理解できないの」という疑問が残りますが。
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# by taiji_nakao | 2010-05-09 01:32 | お勧めの本
2010年 05月 05日
島根と鳥取
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夜行バスで、出雲市に7時着。
出雲大社-松江 (泊)
松江-安来・足立美術館-鳥取(泊)
三徳山-浦富海岸-鳥取(泊)
鳥取砂丘-智頭

島根・鳥取を動きまわって、思ったのは、山陰って、とても魅力的で、コンテンツが豊富なこと。
島根・鳥取の海がこんなにきれいだとは知らなかった。
山も、新緑がきれい。

魚料理はもちろん美味しくて、温泉もたくさんある。
歴史もあって、たくさんの物語の舞台があって。

それから、芸術というものは、お金持ちが支えているものなのだ、ということを実感。
手銭記念館、足立美術館、石谷家。

足立美術館とか、あの庭のスケールが違いすぎます。
智頭の石谷家の、惜しむことなく銘木が使われているのを、地元のガイドの方が、「この部屋にも一切節がないでしょう」と説明する。「このつくりの工事は、大正8年から昭和5年までかかりました」・・・


少し残念に思ったのは、出雲大社付近はもう少し、地元の魅力が味わえる場所がもっと整備されていてほしいなと思った。

手銭記念館、案内が不親切だし、GWだというのに、誰も人がいなかった。
最初は受付の人もいなかった・・・

でも、中身は充実していると思った。布施名焼っていいなと思った。
神無月に集まってきた神様が、また戻るときに出発するという、今もある「神立橋」の、
名前が書かれた柱の一部も展示されている。
ストーリーとしても面白いし、それがちゃんと受け継がれているということが、世界に誇る財産だと思うのだけれど。
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# by taiji_nakao | 2010-05-05 20:06 | にっき
2010年 05月 01日
犬と銭湯と探偵ナイトスクープ
ブログ更新が滞ってました。

最近、近所の知り合いができました。
先週、人工林の放棄林の問題に関心があって、そういう活動をしていこうっていうところに興味を持つ方と、人づてで出会う。家はなんと、徒歩10分圏内。

昨日、電車の中でばったり、また別の方で、近くに引っ越したと聞いていたけれど、こちらは3分圏内でした。
なかなかご近所の知り合いがいなかったので、とてもうれしい。

なんだか、最近、もやもやしていたけど、まずはえいやーで、今日の夜発の夜行バスを予約。
島根・鳥取。旅行は、夏以来。ほとんど決まってないけど、楽しんでこれそう。


金曜日は、近い方の銭湯が休みなので、もうひとつ離れた銭湯へ行くのが、最近のパターン。
こちらの銭湯は、まず外壁に、年中、クリスマスに飾ってあるような電飾がチカチカしている。
露天風呂でも、見上げると、ここでも赤・青、黄・緑がチカチカしていて、上はマンションで、視界に入る空は狭く、なんとなくアジアンな香りがする。

そして、正直どうかと思うが、受付と休憩のスペースに犬と猫がいる。
その犬と猫と一緒に、推定平均年齢70代の4,5人がテレビを観ている。

風呂を出て、ちょっと熱さましに、牛乳を飲みながら、そこに加わる。
金曜日の12時前、探偵ナイトスクープがやっていて、ついついみてしまう。
テレビとの付き合いは、このくらいがちょうどいい。

金曜日のこの習慣は続けてしまいそう。
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# by taiji_nakao | 2010-05-01 11:53 | エッセイ