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2006年 12月 04日
まちの材木屋さん
京都の北端、伊根町の山の中の、製材工場にヒアリング調査に行った。

ぽつんと一軒建っていて、兄弟2人で30年ずっと同じスタイルで仕事をしているという。
なんと8割以上が賃引きで、しかも、その人たちは特に建築業者ではないのだ。

つまり、木の現物がほしい人たち。
山を持っていて、家を改修するいう人がまずひとつ。
ほかに、素材業者(立っている木を買って、伐って、出して、売る)が依頼するという。
売るのではなくて、委託する。

だから、その人たちは木材品を手にすることになる。
どうやら、それを近所の人に売っているのだ。
八百屋さんのような、材木屋さん。

ヒアリング中、鉄工所ではたらくおっちゃんが、車でやってきて、どうやら大型のトラックが来るときに、道の外側にくぼみがあるので、「かます」木材がほしいと。

「90センでいいんやけどな」
あれこれさがして、ちょっと古くなった、切れ端を渡す。
これは、ただ。

こんなことがしょっちゅうあるから、日曜以外は常に製材所にいるという。

こういう、なんか必要になったときに御用聞きの役割を果たしている、材木屋さんがこの製材工場のお客さんなのだ。
3年前までは、この近辺にホームセンターもなかったという。

なるほど。以前は、どこもこんな感じだったんだ。

薪ストーブに、端材を突っ込んで、ぱちぱち燃え、そこには猫が3匹いて。
寒いから、ストーブの近くで寝転ぶ。

なんだか、時間の流れが違いました。

卒論のデータとしては、あまり使えません。。
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by taiji_nakao | 2006-12-04 22:45 | 山と木材のお話
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