2007年 10月 02日
ダイエーについて書かれた本を読むのは初めてでした。
木材でも何か新しいことを始めようとすると問題になるのが流通なわけです。 現場の話を聞いていると、流通の機能をもう一度確認したりする。 「流通の機能ってやっぱり大切ですね」 けれど、現状に無駄が多いのは確か。 「こんなに無駄な工程を経ないとダメなのですか」 で、それはわかってるけど、今までの付き合いを飛ばすような(いわゆる中抜き)をやると、他の同じ業態の人からにらまれる。 「(合理的でないのはわかっているけど)そんなことはできない」 だから、新しい受注の方法でとってきても、既存の流通を通す、なんてことはよくある。 「そういうものだ」 中内氏は、闘いつづけて、どこまでも勝負して、そういうしがらみを突破していったらしい。 突破するには、つまり結果を出すこと。 それから、バイニングパワー。 まあ、この本を読むだけではよくわからないけれど。 それから、流通業界というのは「ちゃんとした商売」とみなされていなかったことも知らなかった。 それで、今。 ウォルマートが他社を叩き潰してきたとかいう逸話を聞くと、うーん。とうなってしまう。 コンビニも岐路に立つ。とにかく、どんどん店舗を増やして、拡大していく、ってのはどうなんでしょう。 ということはこれからは、起業の成長とは、どうなるのでしょう。 グーグルなんかもどんどん大きくなっているわけですが。
by taiji_nakao
| 2007-10-02 23:02
| 本を読んで考え事
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